商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社/ |
発売年月日 | 2003/06/25 |
JAN | 9784408612300 |
- 書籍
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西荻窪キネマ銀光座
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西荻窪キネマ銀光座
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
エッセイとコミックのおもしろい構成
小説家・角田光代が、今まで観てきた映画のエッセイを書く。漫画家・三好銀がその映画にインスパイアされたコミックを描く。そういう、面白いつくりの本。観たことがある映画もない映画も、新鮮に浮かび上がり、楽しい。
yoko
西荻窪≪通称・西荻≫には独特の雰囲気がある。繁華街からはちょっと離れてて、至って普通の街なんだけど、何故か人を惹きつける空気がある。 例えばだけどそんな街に、小さな映画館があった―。 23本の映画に関する角田光代のエッセイ、そしてそれに添えられた三好銀のコミック(内容...
西荻窪≪通称・西荻≫には独特の雰囲気がある。繁華街からはちょっと離れてて、至って普通の街なんだけど、何故か人を惹きつける空気がある。 例えばだけどそんな街に、小さな映画館があった―。 23本の映画に関する角田光代のエッセイ、そしてそれに添えられた三好銀のコミック(内容は微妙に映画とリンクしている)。そしてプロローグとエピローグを合わせて「ある映画」に関する物語が出来上がる。 どういう訳か映画には人を虜にする魔力があり、それにとりつかれた人は様々な想いを映画に投影する。スクリーンに映し出される物語は決して皆同じものではないのだ。 エッセイでは古今の名画に対する想いが述べられ、コミックでは西荻窪をキーワードに人々の生活の繊細な一コマを描き出していく。 そしてエンドロールが流れた時、読者は自分の日常とは違う世界に迷い込んでいたことに気づくのだ。 映画好きにおススメ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
映画についてのエッセイを角田光代さんが、その映画に絡ませたシュールな漫画を三好銀氏が描いている本。漫画を中心に読みました。紹介された映画についての印象は薄いものの、漫画が映画のような印象を残してくれました。
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