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秋天の陽炎 文春文庫
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秋天の陽炎 文春文庫

金子達仁(著者)

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秋天の陽炎 文春文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2003/05/10
JAN 9784167634049

秋天の陽炎

¥523

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

1999年、当時J2…

1999年、当時J2だった大分トリニータの昇格争いの最終節を書いた本。しかし昇格を逃してしまったため中途半端な感じになってしまった。その後の昇格やJ1での戦いを書けばいい本になりそう。

文庫OFF

2015/09/10

サッカーのJ2リーグが発足した1999年、J1への昇格を賭けて大分トリニータは地元で最終節の試合に臨みます。その試合をめぐる両チームの選手、監督、そしてその試合を裁いた主審を切り口にしたノンフィクション。大分トリニータの最終節の対戦相手はモンテディオ山形。大分の監督は、なんと前年...

サッカーのJ2リーグが発足した1999年、J1への昇格を賭けて大分トリニータは地元で最終節の試合に臨みます。その試合をめぐる両チームの選手、監督、そしてその試合を裁いた主審を切り口にしたノンフィクション。大分トリニータの最終節の対戦相手はモンテディオ山形。大分の監督は、なんと前年まで山形の監督をしていた石崎氏。前年まで自分たちの監督だった人物が移籍先でJ1昇格を手にしようとしている状況に、なんとしてもそれを阻止しようとする山形の選手たち。試合は大分のホームで、それまで高々数千人の観衆しか集めていなかった地方のスタジアムに、地元の期待を載せて1万5千人以上の観衆が詰めかける異様な雰囲気の中で始まります。試合の流れは微妙なプレーの判定のたびに、大分と山形の間を揺れ動きます。主審の越山氏の判定に対してさまざまな思いを抱いてプレーする選手たち。そして、試合の終盤に主審の越山氏の下した判定が分水嶺となって試合は最終局面へ。 著者の金子氏が「この作品を書くためにライターになったのかもしれない」とおっしゃるだけに、最高に面白いです。さまざまに交錯する選手と審判の思いや、多くの伏線を当事者の人たちから拾い上げ、1冊の本に紡ぎだす著者の筆力とサッカーに対する愛情が感じられる1冊です。

Posted by ブクログ

2014/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1999年のシーズン、新監督の下、予想外の躍進をとげ、最終戦に勝てば初のJ-1昇格となったJ-2のチーム、大分トリニータの最終戦、レフェリーにも焦点を当てた試合の描写を主にしたドキュメンタリー。こういうピンポイントの話もたまには面白い。読後感の良い小品。

Posted by ブクログ