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スパイの誇り ランクリン大尉シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫
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スパイの誇り ランクリン大尉シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫

ギャビン・ライアル(著者), 石田善彦(訳者)

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スパイの誇り ランクリン大尉シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2003/10/15
JAN 9784150710620

スパイの誇り

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2022/12/03

大好きな作家だがこれはハズレだ。 60年台の所謂4部作を除くと読み応えのある作品は無い。 本作も600ページ以上有るが中身はスカスカだ。100ページを過ぎても本筋は出てこない。チャンドラーでさえ駄作があるのだから仕方ないかな。

Posted by ブクログ

2010/08/17

 確かにライアルの場合、初期の作品で考えてしまう。ずっと読み続けてきたけど、マクシム少佐シリーズあたりから少し読むのがおっくうになり、1次大戦あたりを背景にしたスパイシリーズを読むのは始めてである。  長編というより、どちらかというと連作の中編集という趣がある。これも、ライアルの...

 確かにライアルの場合、初期の作品で考えてしまう。ずっと読み続けてきたけど、マクシム少佐シリーズあたりから少し読むのがおっくうになり、1次大戦あたりを背景にしたスパイシリーズを読むのは始めてである。  長編というより、どちらかというと連作の中編集という趣がある。これも、ライアルの場合は初めてだから、そのような趣向であることに気がつくまで時間がかかった。実をいうと、なかなか夢中になれなくて、やっと作品の世界に入れたときには、この長い一冊を読み終わるところだった。どうも、ギャビン・ライアルという作家の場合、彼の作品はこうであって欲しいという願望が先に立ってしまって、それと照らし合わせて読んでしまっているようだ。  おそらく作者が、連作を横切るテーマとして設定しているであろう、「スパイの誇り」、つまり一種のコンプレックスを含んだ主人公の苦さや、その中で自分の行為に誇りを持とうしていく過程などは、正直ぴんと来なかった。まだまだ始まったばかりのシリーズという気がして、やっと主人公がスパイという仕事になじんだばかり。物語はこれからだというように思う。  ヒロイン、魅力的。主人公より周りの人の方がいい感じがする。特にライアルっぽい印象が強いのは、主人公よりその相棒の方である。  まだ数冊書きつづられているようだ。読んでいくのが楽しみである。失望に変わる可能性も否定できないけど。

Posted by ブクログ

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