「暗号解読」入門 歴史と人物からその謎を読み解く

高川敏雄(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2003/01/08
• JAN: 9784569625508

商品レビュー

2019/04/29

・画期的な公開鍵暗号の発見
　＝これまでの暗号に不可欠であった「鍵」の配布不要

・ヘルマンとデフィ

P217戦闘機の敵・味方識別システムがヒント
　＝自分の方に向かってくる戦闘機がっ見方であるかどうかを識別する
　①暗号化した電波を発信
　②先方が解読して送り返して来れば味方と判断
　③送り返してこなければ敵と判断

　↓

①誰に見られてもいい鍵（公開鍵）で文書に鍵をかけて送ってもらう
②自分だけが持つ秘密鍵で開ける

例）本人であることの証明（自己認証）
①手紙を出す時に、秘密鍵で暗号化して送る
②手紙を受け取った人が公開鍵で復号できれば、間違いなくなく本院から送ってきたものであることが証明される
Because:　公開している鍵で復号できる複合できる暗号文を作れるのは、対応する秘密のカギを持った本人だけだから。

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公開鍵暗号≒RSA暗号（3人の名前=リベスト、シャミール、アデルマン）

・一方向関数＝逆方向の計算が難しいもの
　例）因数分解　607*2777はできるが、1685639の因数分解で607*2777を割り出すのは難しい

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PGP（Pretty Good Privacy）

・フィリップ・ジマーマン
・公開鍵暗号を使ったソフトウェア
　＝メッセージ部分はIDEAで暗号化（高速）
　　and重要な鍵の部分だけRSAで暗号化（強化）

・マウスを動かすだけで自動的に公開鍵と秘密鍵を作ってくれる
・痩身相手の公開鍵も自動的i探してくれる
・さらに、自分の署名は秘密鍵で暗号化して相手に送る

→受け取ったほうは、他人が成りすましてメッセージを送ってきたのではないかと心配する必要がない

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次世代：量子暗号