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にせもの美術史 メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦 朝日文庫
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にせもの美術史 メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦 朝日文庫

トマス・ホーヴィング(著者), 雨沢泰(訳者)

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にせもの美術史 メトロポリタン美術館長と贋作者たちの頭脳戦 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2002/04/01
JAN 9784022613660

にせもの美術史

¥1,034

商品レビュー

4

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2019/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前読んだ『ミイラにダンスを踊らせて』がめちゃくちゃ面白かったので、彼が贋作について書いたらどんな本になるのだろう?とワクワクして読みました。 前半はエジプト・ギリシャ・ローマ時代の作品の贋作について。あまり面白くなく、多少イラつきながらも我慢して読んでいました。 後半からは、著者がメトロポリタン美術館に勤めるようになってからの実体験を元にしているので、俄然面白くなってきます。贋作者は本物に見せようと工夫の限りを尽くす。鑑定家は科学や知識を総動員して贋作を見破る。 それでもなお、疑わしい作品が美術館に真作として展示されています。 大枚をはたいて購入した作品が「贋作」とわかったとき、その作品は美術館の倉庫の奥深くにしまいこまれます。 それでも美術関係の学生のためや、一般の人々のために、真作と贋作を両方展示する企画展を行ったり、小さな勉強会を行ったりと、そのときのために、贋作たちも出番を待っているのかもしれません。 日本でも贋作をテーマにした企画展が、どこかの美術館で開かれないかと、心待ちにしています。

Posted by ブクログ

2012/08/07

副題の通り、メトロポリタン美術館(以後、Met)館長と、贋作者の実際の戦いを描いた本で、非常に面白いものです。 美術の世界は、あまり知らないので、かなり勉強になりました。 私の好きな漫画に「ギャラリーフェイク」というやはり美術品の真贋がよく問題になる漫画がありますが、それとよく似...

副題の通り、メトロポリタン美術館(以後、Met)館長と、贋作者の実際の戦いを描いた本で、非常に面白いものです。 美術の世界は、あまり知らないので、かなり勉強になりました。 私の好きな漫画に「ギャラリーフェイク」というやはり美術品の真贋がよく問題になる漫画がありますが、それとよく似た話も多数ありました。

Posted by ブクログ

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