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木工のはなし 新潮文庫
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木工のはなし 新潮文庫

早川謙之輔(著者)

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木工のはなし 新潮文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2002/06/01
JAN 9784101380315

木工のはなし

¥523

商品レビュー

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2018/01/16

岐阜県の付知で木工の工房を構えた著者による随筆。 家具を作ったり、盆を作ったりする人の由。 買った木を丸太のまま、あるいは板に挽いてから乾かす。 伐採されても湿気を吸ったり、吐きだしたりする様子は、なるほど、筆者の言うように生きている、と思わざるを得ない。 栗という材の面白さ。...

岐阜県の付知で木工の工房を構えた著者による随筆。 家具を作ったり、盆を作ったりする人の由。 買った木を丸太のまま、あるいは板に挽いてから乾かす。 伐採されても湿気を吸ったり、吐きだしたりする様子は、なるほど、筆者の言うように生きている、と思わざるを得ない。 栗という材の面白さ。 材木にするには水にさらしてあくを抜くが、栗はこれがとても強いらしい。 木工職人さんにとって命ともいえる刃物。 最初から調子がいいのは稀だという。 使って、研いでいくと、鋼の良い部分が出てきて、よく切れるようになるとか。 こういった話は、自分の普段の生活では考えもつかないこと。 とても興味深い。 惜しむらくは、私に余裕がないこと。 文章の息が長くて、そのリズムにうまく乗り切れなかった。 ゆっくり滋味を味わえる人に向いているかも。

Posted by ブクログ

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