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戦前日本における民主化の挫折 民主化途上体制崩壊の分析
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戦前日本における民主化の挫折 民主化途上体制崩壊の分析

竹中治堅(著者)

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戦前日本における民主化の挫折 民主化途上体制崩壊の分析

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 木鐸社/
発売年月日 2002/02/25
JAN 9784833223164

戦前日本における民主化の挫折

¥3,850

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2016/07/26

これは、知的刺激に満ちていて、本当に面白かった! 戦前の日本が民主化出来ず、それが途中で崩壊し軍部の台頭を許すに至った過程が詳細に分析されていた。 ちなみに民主化とは、競争が行われていること、公職に就く者が正当に選ばれていること、選挙権が多数の人々にあること、を指す。 分析に当た...

これは、知的刺激に満ちていて、本当に面白かった! 戦前の日本が民主化出来ず、それが途中で崩壊し軍部の台頭を許すに至った過程が詳細に分析されていた。 ちなみに民主化とは、競争が行われていること、公職に就く者が正当に選ばれていること、選挙権が多数の人々にあること、を指す。 分析に当たって、政権の正当性、準忠誠という基準を用いており、特にこの「準忠誠」という概念が大変興味深いと思った。つまり、平和的で正当な手段に反逆する暴力的な勢力を黙認するような態度を指す。 確かに自分を振り返っても、このようなスタンスを取ってしまっていることがあるな、と反省した。 なぜ、黙認することが良くないかというと、それによって暴力的な勢力に対して、結束することが出来なくなるから、とのこと。 また、民主化途上体制を批判することが、必ずしも民主化には繋がらず、別の体制(この場合は、軍部)の台頭を許すことに繋がったという分析も、非常に面白かった。超オススメです!

Posted by ブクログ

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