甦る推理雑誌(1) 「ロック」傑作選 光文社文庫甦る推理雑誌1

ミステリー文学資料館(編者)

• 内容紹介: 内容:花粉 横溝正史著. 写真解読者 北洋著. 緑亭の首吊男 角田喜久雄著. 不思議な母 大下宇陀児著. みささぎ盗賊 山田風太郎著. 8・1・8 島田一男著. 蛇と猪 薔薇小路棘麿(鮎川哲也)著. 火山観測所殺人事件 水上幻一郎著. 遺書 伴道平著. 噴火口上の殺人 岡田鯱彦著. 飛行する死人 青池研吉著. 新泉録 1-3 木々高太郎著. 一人の芭蕉の問題 江戸川乱歩著. 新泉録 4-7 木々高太郎著. 探偵小説の宿命について再説 江戸川乱歩著. 新泉録 8-10 木々高太郎著. 論議の新展回を 江戸川乱歩著
• 販売会社／発売会社: 光文社/
• 発売年月日: 2002/10/20
• JAN: 9784334733971

商品レビュー

2010/05/28

質の高い短編小説のほ…

[文庫ＯＦＦ]

質の高い短編小説のほか、江戸川乱歩と木々高太郎の随筆も収録されている貴重な1冊。

2010/05/28

戦後創刊された推理小…

[文庫ＯＦＦ]

戦後創刊された推理小説雑誌特集の第一弾。山田風太郎や鮎川哲也の初期短編や、有名な江戸川乱歩と木々高太郎の論争を収録している。

2018/04/17

『不思議な母』(大下宇陀児)、『噴火口上の殺人』(岡田鯱彦)、『遺書』(伴道平)　辺り面白かったですね。どれも戦後すぐの、あの「ようやく探偵小説が書ける！」と叫び声を上げた時代ならではの勢いが良い。
それと、木々と乱歩の論争（新泉録と一人の芭蕉の問題）も収録。こちらも面白かった。