商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2002/05/20 |
JAN | 9784004307822 |
- 書籍
- 新書
人間回復の経済学
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人間回復の経済学
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3.5
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スウェーデンが経済復…
スウェーデンが経済復興を遂げた理由を背景に、人間性を回復することによる経済復興の道を探る良書。スウェーデンのように、1人1人の人間を尊重するか、日本のように、『みんな怠け者だ』と看做してしまうかに、根本的な問題の違いがあるように感じた。
文庫OFF
日本社会事業大学現学長である著者がバブル崩壊前後の日本経済施策をバッサリと切り捨てる。20年近く前の論旨が今の状況にも当て嵌まってしまっていることを実感せずにはいられない。 「財政民主主義といわれるように、財政は民主主義にもとづいて運営されなければならない。「主」とは支配する者を...
日本社会事業大学現学長である著者がバブル崩壊前後の日本経済施策をバッサリと切り捨てる。20年近く前の論旨が今の状況にも当て嵌まってしまっていることを実感せずにはいられない。 「財政民主主義といわれるように、財政は民主主義にもとづいて運営されなければならない。「主」とは支配する者を意味する。民主主義とは民つまり統治される者が、主つまり支配する者になることを意味する。」 「知識社会における生産性の向上には、二つの要素が重要になることがわかる。ひとつは、個人的な知的能力である。もうひとつは、知識を自由に与えあう人間のきずなである。前者の個人的能力と、後者の人間のきずなをあわせて「知識資本」と呼ぶと、知識社会では知識資本の蓄積が生産を決定することになる。」 「自由時間とは本来、人間が人間としての幸福を味わう時間である。人間とふれあい、愛しあい、学びあい、ともに遊ぶ、それによって人間の文化的豊かさを体験しつつ、人間としての力を発揮して人間の文化を創造する時間である。」
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読み終わりました。 読みやすい方だと思います。 10年位前に書かれた本だから、今はどう考えていらっしゃるのかしら~?なんて思いがわきました。 スウェーデンの政策について、今は?というのも気になりました。 知識社会ということを改めて考えさせられる内容でした。
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