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死体からの事情聴取 鑑定医はもの言えぬ死者といかに会話するか KAWADE夢新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 2002/11/01 |
JAN | 9784309502564 |
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死体からの事情聴取
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死因を特定するために様々な手法で死体を見ていく法医学者の仕事が記されています。 殺人事件の場合だと、容疑者の有罪・無罪を決定するための証拠として非常に重要な立場であり、死体からのメッセージを慎重にかつ的確に読み取らなければならない仕事です。 著者曰く、現代科学を盲信するのではなく...
死因を特定するために様々な手法で死体を見ていく法医学者の仕事が記されています。 殺人事件の場合だと、容疑者の有罪・無罪を決定するための証拠として非常に重要な立場であり、死体からのメッセージを慎重にかつ的確に読み取らなければならない仕事です。 著者曰く、現代科学を盲信するのではなく、様々な手法をバランス良く考慮し、あらゆる可能性を巡らせなくてはならない、と言います。本書にあるように、同じ死体から検死結果の異なる証拠が出てくることなんてよくある話だそうで、死体そのものではなく、現場環境も踏まえた上での科学的な結果を出さないといけない、となると、直接現場に行ければまだ良いのですが、写真だけで判断しなくてはならなかったり、診断書を手掛かりにして結論を出さなくてはならない、そんな状況で答えを導き出していくのは本当に至難の技だと言えます。 現代科学を盲信せず、古典的手法も十分通用するということで、それを軽視してはならないと言っていますが、本書の出版が2002年ということで、それから約15年も経っていますが、果たして法医学はAIに適しているのでしょうか?先端科学として今後ますますの発展が予想されるAIですが、僕の考えでは、法医学とAIの相性は良いと思いますし、AIによってさらに深く『死体から事情聴取できる』のではと思いますが、最終的な判断は人間が行わなくてはならないため、やはり間違った結論を出すというミスは避けられないのでは?と思います。あらゆる可能性を提示してくれる、有能な助手として活用すれば、今まで以上に高い精度結果を望めるのでは?なんて月並みな事しか思い浮かばないのですが(笑)、著者の意見を是非聞いてみたいです。 僕の評価はA-にします。
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