商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2002/11/25 |
JAN | 9784041500613 |
- 書籍
- 文庫
墨染の桜
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墨染の桜
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
ストーリーテラーとしてまさに天才的な 栗本薫さんの、六道ヶ辻シリーズ。 まあ、とにかく栗本さんの筆の勢いが凄いです。こちらも京極堂ほどではないにしろ結構な分量なんですが、どんどん読ませられてしまいます。 以下、少し内容を。 戦前、上海で謎の死を遂げた美青年(←こ...
ストーリーテラーとしてまさに天才的な 栗本薫さんの、六道ヶ辻シリーズ。 まあ、とにかく栗本さんの筆の勢いが凄いです。こちらも京極堂ほどではないにしろ結構な分量なんですが、どんどん読ませられてしまいます。 以下、少し内容を。 戦前、上海で謎の死を遂げた美青年(←ここがミソ笑)大導寺乙音、その婚約者であった妙蓮院笑子女史にその頃の話、彼の謎の死について話を聞きに行くというところから物語は始まって、ほぼ笑子女史の一人語りで構成されています。 現在80歳オーバーのこの笑子女史、 今で言う超絶なる字書き腐女子です。 彼女の一人語りなので、物語はほとんどが戦前のものということになるのですが、 …いやぁBL文化って連綿と続いているのかもなぁと微笑ましくなりました。知らんけど。 そして物語の終盤、 真実はわからないながらも、 客観的事実を積み上げてみれば実はこうではなかったのか?な仮説が語られます。 これがねぇ、 詳しく書くとネタバレなんですが、 それまでのBL世界をひっくり返す… しかし、なかなかにロマンティックで切ない真相(?)なんですよ( ⌯᷄௰⌯᷅ ) ささる人にはささる、 ハマる人にはハマる、 そんなオタク好きする作品です。
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あるひとりの女性の視点で語られる、過ぎ去りし日の殺人事件。煌く思い出の中にあるドロドロとした人間関係、恋物語。読みはじめたら一思いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
親戚で夫をモデルにして、ヤオイ小説書いて、それがばれるエピソードにある意味心が痛みました。 それから、読み終わった後に思ったのですが、後ろの紹介分(?)は読者のミスリードを誘っている気がしてなりません。
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