商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社/ |
発売年月日 | 2002/02/15 |
JAN | 9784835532240 |
- 書籍
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オルゴール
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オルゴール
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商品レビュー
2.7
12件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
背景描写が描かれ切ってないなーと思ったら、小説家じゃない人の作品とわかって納得。 被害者の子にリアリティがないのが、物語に入っていけなかった要因かな。あまりにも被害者の子が善として、加害者の子が悪として、第三者の子が傍観者として描かれている気がする。 いじめがなくなっても自己否定の洗脳から抜け出さない限り終わりじゃない、という部分を含め、共感するところはいくつかあった。自殺未遂経験者ならではの視点で描かれていたと思う。 でも、うーん、やっぱりラストへの流れがなあ。もう少し細かな描写が欲しかったかな。
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いじめという結構重いテーマなのだけれど 少し話が薄い気がしたでも好き こんな繊細な男の子いたらかわいいなー 結局あの道を選んでしまった男の子は 結局は色んなことを信じられなくなっちゃったのかなぁ 救いって何だろうって考えさせられました
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんなエンディングを告げられるとは、と、それがもたらしたあまりのやるせなさに、何とも言えない無力感を覚えた。ここまでもきれいな心を持った人間が何故苦しまなくてはいけないのだろうか。このお話だけに限らず、あたし達の生きる日常では、確かに汚れることが必要だ。不本意だけれども。きれい、やさしい、だけでは生き抜くことは出来ない。どうしてこんな世の中なのだろう。けれども、そんな小汚い世の中が美しいと思えてしまうというのも事実であって。感性って時にものすごく神秘的で、またある時にはものすごく残酷。きたなくて、きれい。
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