商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2002/01/22 |
JAN | 9784087201246 |
- 書籍
- 新書
ピル
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ピル
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
これほど社会から誤解され、その有用性に関わらず疎外されてきた薬品を私は知らない。ピル導入にあたっての日本の役人の事なかれ主義に閉口する。彼らの所業によって、どれだけ日本社会が社会的利益を損ねてきたことか。そういった役人の存在を許し、甘えてしまっている我々日本国民にも責任がある。...
これほど社会から誤解され、その有用性に関わらず疎外されてきた薬品を私は知らない。ピル導入にあたっての日本の役人の事なかれ主義に閉口する。彼らの所業によって、どれだけ日本社会が社会的利益を損ねてきたことか。そういった役人の存在を許し、甘えてしまっている我々日本国民にも責任がある。是非読むべし。
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ずいぶん昔に読んだ。 (この本の内容じゃなかったかもしれないが)日本人は副作用ばかり恐れて、「副効用」には全然目を向けない。 もっと広い視野でバランス感覚を身につけたほうがいい、と思った。
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日本でのOC承認のために尽力した医師が書いた本。女性ホルモンって山芋から取れるものなのか,と驚いたりした。他にも,ピルがどうやって研究されてきたかの流れが書いてある。 低容量ピル承認にはかなり時間がかかったのに,最終的にはバイアグラ承認の後追いといったような形で承認されたというの...
日本でのOC承認のために尽力した医師が書いた本。女性ホルモンって山芋から取れるものなのか,と驚いたりした。他にも,ピルがどうやって研究されてきたかの流れが書いてある。 低容量ピル承認にはかなり時間がかかったのに,最終的にはバイアグラ承認の後追いといったような形で承認されたというのは知っていたが,詳しい経緯などをこの本で知ることができた。高容量ピルの副作用に悩み服用を中断した女性が,ピルというものに対してネガティブな印象を持っており,承認に強く反対したというエピソードは,興味深かった。 2011年現在,周りでもOCを使っているという人をちらほらみかけるようになり,この医師や他の医師の尽力によるものなのだな,と思う。 ただ,重箱の隅ではあるけど,『しかし,多くの女性はブランドもののバッグを購入する際には「高い」とは言わないのに,なぜピルを高いというのか,疑問を感じずにはいられません。』という記述はどうなの……と思った。
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