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千野栄一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 2002/07/01
JAN 9784469212747

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¥2,420

商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2024/01/28

言語学、特にスラブ系の言語学の説明が後半ではある。しかし、言語学の教科書を具体例で丁寧に説明しているので、言語学の教科書を読むほどではなかったり、少しは言語学に興味がある学生にとっては参考になる本であろう。言語と文化の類推の暴論として、日本語は曖昧言語であるから文化もあいまいであ...

言語学、特にスラブ系の言語学の説明が後半ではある。しかし、言語学の教科書を具体例で丁寧に説明しているので、言語学の教科書を読むほどではなかったり、少しは言語学に興味がある学生にとっては参考になる本であろう。言語と文化の類推の暴論として、日本語は曖昧言語であるから文化もあいまいであるというようないい加減な論を看破している。  大学の授業で、ヘリコプターは飛行機かという疑問にいつもは眠っているような学生が議論で発言したというところは面白い。

Posted by ブクログ

2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言語学をやってると、千野栄一先生の本にはどこかで触れることになる。大学時代、千野先生の文章を何度か読むことがあったが、研究論文ばかりでエッセイはほとんど読んでいなかった。 本書は、千野先生の主な言語学エッセイの中から選び抜かれた作品を集めたもの。最終章は先生が亡くなる二週間前に病院で執筆された書き下ろしらしく、それまでの17のエッセイを包括するかのような内容になっている。 序盤の3章は「言葉とは、通訳とは、翻訳とは何か」というテーマ。4章から6章は「名づけ」という観点から言語学の面白さを紐解く。7章から10章は、言語や単語表現がどのように文化やその言語が使われている世界を表すのか、という文化人類学にも関わるような話。11章から17章までは、著者の専門だったスラブ言語について、様々な角度からその奥深さに触れていく。 軽く読むなら1章から6章ぐらいまでが面白い。言語学をやってる人なら、たぶん4章から10章ぐらいまでが楽しいはず。スラブ言語に特化する11章以降は言語学の素養がない人にはちょっと重いかもしれないが、幸い、著者が軽快に筆を進めてくれているので、それほど立ち止まらず、迷わずに読み進めることができる。 この著者に限らず、「学者なのに読みやすいエッセイを書ける」というのは、やはり一つの稀有な才能だなぁと思う。おかげで、言語学をとっかかりにして他の学問分野にも目を向けることができる。ありがたい。

Posted by ブクログ

2021/07/06

●言語学にまつわるエピソードを軽妙に語る本書。言語学についての知識がなくてもなるほどと思うところもあった。

Posted by ブクログ

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