商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2002/06/25 |
JAN | 9784105418021 |
- 書籍
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アンダーワールド(下)
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アンダーワールド(下)
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
現代アメリカ社会の病的な部分を描き出す独特の筆致は凄まじい。さらにそれを日本語の表現に置き換えた翻訳者の力量にも脱帽。日本人が読むにはやや長いか。
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(上からつづく) すべてが繋がっているなら、WTCの瓦礫と報復攻撃を受けて炎上するアフガニスタンの名もない村もどこかで繋がっているはず。 しかし「ものが大きくなればなるほど、そいつを隠すのは容易になる」のです。わかりやすい答えに飛びついてしまったとしたら、誤っている可能性が高い。...
(上からつづく) すべてが繋がっているなら、WTCの瓦礫と報復攻撃を受けて炎上するアフガニスタンの名もない村もどこかで繋がっているはず。 しかし「ものが大きくなればなるほど、そいつを隠すのは容易になる」のです。わかりやすい答えに飛びついてしまったとしたら、誤っている可能性が高い。そしてそれは時がたつほどに明らかになりました。預言の多くは霊能力の類いではなく、冷徹な洞察力によって導き出されます。作品の最後の単語は“平和(peace)”、どんな大きなつながりも、きっかけは小さなかけら(piece)からはじまることを、見抜いていかなければなりません。
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現代を描いているのに、日常の俗っぽいにおいとは切り離されている。 それは物語が、大きく、機械的な客観性に(まるで人工衛星だ)よって 支えられているからだと思う。 もちろん僕がアメリカ人でないことも関係しているのだろうけど。
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