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神異帝紀
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神異帝紀

小松多聞(著者)

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神異帝紀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 郁朋社/
発売年月日 2002/07/15
JAN 9784873021867

神異帝紀

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2011/11/06

丹波筒川に住む漁夫・浦の島子は漁の途中、大亀に釣り糸をとられて海に投げ出された。彼の命を救ったのは美しい女性だった。水の中で消えゆきそうな意識の中、その天女のような姿に島子は驚く。 その美しい女性は、志紀津武日女といい、父は河内の志紀を治める大県主だった。武日女の一族は幼武大王(...

丹波筒川に住む漁夫・浦の島子は漁の途中、大亀に釣り糸をとられて海に投げ出された。彼の命を救ったのは美しい女性だった。水の中で消えゆきそうな意識の中、その天女のような姿に島子は驚く。 その美しい女性は、志紀津武日女といい、父は河内の志紀を治める大県主だった。武日女の一族は幼武大王(雄略天皇)に滅ぼされ、彼女とその叔父だけが丹波に逃れていたのだ。 しかし、丹波にも大和の勢力は及びつつあった。武日女らは越の三尾氏を頼り、三国に迎えられる。 島子は武日女に仕えると同時に、愛してしまった。 神がかりになった武日女と、島子は嵐の夜に結ばれる。 二人の間に娘が生まれた。島子が「悪事も一言、善事も一言に言はなつ神」…かつて大和は葛城の山にいたという一言主神に夢の中で啓示を受けた夜に産声をあげたその少女は、「奇姫(くしひめ)」と名づけられる。 強く、美しく成長した奇姫は、越に塩を買いつけに来た河内の馬飼いの荒籠について、大和へ赴く。 しかしそのころ、大和は小初瀬稚鷦鷯大王の恐怖政治におののき、活気は失われていた。

Posted by ブクログ

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