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万能感とは何か 「自由な自分」を取りもどす心理学 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 2002/07/01 |
| JAN | 9784101291314 |
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万能感とは何か
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万能感とは何か
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商品レビュー
2.5
4件のお客様レビュー
【要約】 ・ 【ノート】 ・メディアマーカーの「読了本」欄でたまたま。別に新しかったりトレンドだったりするわけでもなく。
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和田迪子の万能感とは何かを読みました。 書いてあることの中に納得できる点が多く面白く読めました。 組織の長になったときに自分は何でもできるんだという錯覚に陥り(これを万能感と呼ぶようです)、現実検討能力が 衰えてしまう人が多い。ワンマンぶりが度を越して周りにイエスマンを集めてしま...
和田迪子の万能感とは何かを読みました。 書いてあることの中に納得できる点が多く面白く読めました。 組織の長になったときに自分は何でもできるんだという錯覚に陥り(これを万能感と呼ぶようです)、現実検討能力が 衰えてしまう人が多い。ワンマンぶりが度を越して周りにイエスマンを集めてしまうため、さらに現実検討能力が衰えてしまい 最終的に悲劇的な結末を迎える。このような記述は、非常に面白いと思いますが、デジャブとしてつい最近も見ているような気がしてしまいます。
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自信を失っても自信過剰でもうまくいかない。こうした感覚が現実にどう影響するかといえば「事実が見えなくなる」ということだと思う。その結果肝心な場面で判断を誤る。人それぞれ問題を抱えているが、その原因は周囲だけに存在するのではなく、本人の内面が強く影響している。周囲にあれこれ物言っ...
自信を失っても自信過剰でもうまくいかない。こうした感覚が現実にどう影響するかといえば「事実が見えなくなる」ということだと思う。その結果肝心な場面で判断を誤る。人それぞれ問題を抱えているが、その原因は周囲だけに存在するのではなく、本人の内面が強く影響している。周囲にあれこれ物言っても解決するとは限らない。心理学関係の本を読んで分かるのはそういった事実である。 「事実」を認識することから問題の解決は始まる。そこはほとんどの自己啓発書でも触れていることだが、その具体的な内容に多くのバリエーションがある。本書は多くの人達の悩みの原因、とくに内的要因として「万能感」を取り上げている。自信がないように振舞っていても実は「自分はなんでもできる」と思っていたり、さらには自分は何もできないが「誰かがなんとかしてくれる」と思ったり。要は楽観論者とでもいうべき状態だろう。そんな心理的傾向が現状にそぐわない結果を導いてしまうことはよくあることである。 ただこうしたポジティブな感情からトラブルを起こす人というのは、ある面においてはそれなりに成功している人が多い。著者も取り上げている歴史的な人物や有名人といった人達である。そうした問題に対面している人に対しては、根本的に混迷している人間とって正直「羨ましさ」を感じざるをえないように思う。そうした人達は「万能感」よりも「無力感」に喘いでいるということもあるのではないだろうか。 とはいえそんなネガティブな問題を抱えているからこそ、ある場合には異常な「高揚感」がでてきたり、逆に普段ポジティブな人間が回復困難な落ち込みを抱いたりするという事実は、人間には普遍的に「躁鬱気質」あるいは「アンビバレントな感情」というものが同居しているということを示しているのかもしれない。 このような「内面的な対立軸」さらに「社会や政治といった外的要因と個々人の内的要因との対立軸」そして「その他の外的要因がぶつかり合う対立軸」そうしたそれぞれの視点から事実を探るのは、物事を解決する場合の鉄則といえるのではないか。あらゆる角度から物事を検討する、その前提として多くの事実を認識する、といった傾向は常に持っていたい。
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