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オキナワをうたう 登川誠仁自伝
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2002/07/18 |
JAN | 9784104549016 |
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オキナワをうたう
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
登川誠仁へのインタビューを藤田正が文章化した本です。言わずと知れた沖縄音楽の代表的なシンガーの自伝として大変面白い。また、戦後占領下の沖縄民衆の暮らしぶりも興味深い。
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2019年9月読了。 「ナビィの恋」を観て以来、「沖縄歌謡の第一人者」として認識してきた登川誠仁さんの自伝(といっても自分が執筆したわけではなく、聞き書きのような体裁)をようやく読んだ。巻末に曲名索引とディスコグラフィが付いている親切な体裁、且つ、大手出版社(新潮社)から出されて...
2019年9月読了。 「ナビィの恋」を観て以来、「沖縄歌謡の第一人者」として認識してきた登川誠仁さんの自伝(といっても自分が執筆したわけではなく、聞き書きのような体裁)をようやく読んだ。巻末に曲名索引とディスコグラフィが付いている親切な体裁、且つ、大手出版社(新潮社)から出されているのに、文庫にも入っていないようだし、非常に入手が難しい(まあ、アマゾンのマーケットプレイスで入手できるのだけど、今少し入手し易くしてもそれなりに購入する人はいるのではないかと思うのだけど)。 戦後の沖縄では「戦果」(米軍の物資をクスねて自分のところで使ったり、転売したりしたこと)で相当に名を挙げたらしいこと、酒飲みだったのに「ナビィの恋」の撮影に時には一滴も飲まなかったこと、いくつかの印象的なエピソードが紹介されている。 琉球古典音楽についてのこんな発言が印象的。 205ページ 「今、学校の先生で琉球古典音楽の師匠として教えている人がいますが、言葉のアクセントが違います。覚えておいて下さい。「標準語の上手な人は、沖縄の歌に全然乗り切っていないところがある。沖縄の言葉になっていない」と。 単純に沖縄の音楽が好きだからみたいな浅い理由では決して届くことができない領域が沖縄の音楽にはある、だからこそ敬意を持って接するようにしたいと思う。
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