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落語論(1) 現代落語論 立川談志遺言大全集10落語論1
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落語論(1) 現代落語論 立川談志遺言大全集10落語論1

立川談志(著者)

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落語論(1) 現代落語論 立川談志遺言大全集10落語論1

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商品詳細

内容紹介 //付属品~CD1枚付
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2002/04/18
JAN 9784062111300

落語論(1)

¥3,520

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2019/05/21

「現代落語論」収録 なんかふらふら揺れてるけど、歴史もあり幅もある対象だから、そんなにすっきりキレやしない。

Posted by ブクログ

2017/09/05

いやいや、難しい本だった。 まだろくな知識もないのに、落語に興味を 持って読んでみた。 知らないお名前が出てくる。 知らないお噺が挙がってる。 一つずつ調べながら読んで。 ともかくも解ったことは。 「ごたごた言ってないで実際聞いてこよ。」 そう。大変なお稽古や時流・人間...

いやいや、難しい本だった。 まだろくな知識もないのに、落語に興味を 持って読んでみた。 知らないお名前が出てくる。 知らないお噺が挙がってる。 一つずつ調べながら読んで。 ともかくも解ったことは。 「ごたごた言ってないで実際聞いてこよ。」 そう。大変なお稽古や時流・人間関係にも めげずにプロでいられる噺家さんの気骨たるや 好きじゃないと勤まらない世界だろう。 ということは、私にもわかった。 談志さんという方は、落語がお好きでお好きで 聞いてもらわなきゃ落語は意味が無いから、 「なんとしても残したい。 そのためには筋の通った芸を、今の人に 解るようにしなきゃ…。 他人の顔色見てる場合かい?」 って思ってらしたこともわかった。 この本からメモした知らないことを まずちょっとは解るようになりに、自分で いっぱい聞こうと思う。 それに近世文学をたくさん読むことも いいかもしれないし。 人の情愛を笑わせたりほろっとさせたり しながら聞かせる落語の間は、他にないけど 誰にもわかるもの。 連れ合いが…子供が。 惚れた人が。 友達が。 泣いたり笑ったり苦労したり…。 あれは噺家さんの独特の語りでやるから ああ、解る解る知ってるこの気分、となる。 その、落語が。 実は緻密な計算と経験から構成された 技術を要することなんだ…って、私にもわかる。 そういう本。 人間的に芸をやってる方って、どんなふうと いうことも見えてきて。 二読・三読したくなる本な気がした。 こっちの理解が深くなった頃、また戻って 読む、長いお付き合いの一冊になりそう。

Posted by ブクログ

2012/11/08

落語家のバイブル、「現代落語論」。 これを書いた頃の談志の勢いが伝わるような一冊。 2011年に永眠されましたが、亡き師匠の生前を思いながら読みますと感慨深いものがあります。 冒頭から、落語の笑いについてその構造を解説がはじまる。 「桜鯛」「妾馬」からの引用が読者にわかりやす...

落語家のバイブル、「現代落語論」。 これを書いた頃の談志の勢いが伝わるような一冊。 2011年に永眠されましたが、亡き師匠の生前を思いながら読みますと感慨深いものがあります。 冒頭から、落語の笑いについてその構造を解説がはじまる。 「桜鯛」「妾馬」からの引用が読者にわかりやすいため、落語における笑いというものがどういうものかを理解出来る構成になっている。 落語というのが、単に笑いを追求するものではなく、そこに「粋」や「人情」という庶民の美意識が物語全体を支えているのがよくわかる。 談志は本書で“これがあるから噺というのは楽しくなる”と解説する。 それゆえ、この落語の「粋」を受け入れてくれる観客のリテラシーがあってこそ成立する世界であるということも語っている。 大半は談志の落語に対する考えと、エピソードであるが、第一章の「落語の豊かな世界」を読んだだけでも落語に対する見方が変わるのではないかと思う。 談志の人情話「芝浜」「ねずみの穴」あたりを読了後に観るとより落語の世界が理解出来るとは思います。

Posted by ブクログ

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