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「お買いもの」のいいわけ
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「お買いもの」のいいわけ

堀井和子(著者)

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「お買いもの」のいいわけ

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 2002/10/10
JAN 9784344002449

「お買いもの」のいいわけ

¥1,540

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2014/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミルクティーのミルクにはこだわるのに、パンの粉はカメリア強力粉。でも、分かる! パッケージ買い・いちばん怖いのははしばみオイル・買ってさっと帰りたい・白だけの5セット・・・共感の嵐です。 「そうそう! 」と自分では言葉に出来ない気持ちをサラッと文章にしてくれています。

Posted by ブクログ

2013/10/14

食器やキッチンの道具といった買い物に関しては失敗が少ない方だと思うけれど、ファッションのアイテムに関しては迷う。化粧品は売り場に馴染めなくて、買ったらさっと帰りたい。やっと見つけた徳利は、漏る徳利だった、などなど。熱くなる自分と、クールな自分の間でいかに買い物のスタイルを伸ばして...

食器やキッチンの道具といった買い物に関しては失敗が少ない方だと思うけれど、ファッションのアイテムに関しては迷う。化粧品は売り場に馴染めなくて、買ったらさっと帰りたい。やっと見つけた徳利は、漏る徳利だった、などなど。熱くなる自分と、クールな自分の間でいかに買い物のスタイルを伸ばしていくか。「お買いもの」を通して、ものと向き合う著者のセンスが伺えるエッセイ。 無駄物買いを取り繕う「いいわけ」のことかと思っていたが、なぜこれを買ったのか、というものに対する著者の思い入れを語る意味の「いいわけ」であった。著者は自分の好みをかなりはっきり自覚しており、買い物も自分好みのものと出会うまで粘るタイプである。だからこそ、お金を支払って手に入れたものは著者にとってかけがえのない品物であり、いつまでも大切にしたいという思いが文章から伝わってくる。ものを無闇やたらに消費していく現代において、ひとつの品をずっと大切に使い続ける著者の姿勢は忘れてはならないものだと思う。 このエッセイを読んで、自分自身の買い物スタイルを振り返ってみた。数えきれないくらいの買い物の失敗を経験したおかげで、物を見る目や判断基準を随分養うことができて、お金をかける部分とかけない部分というのがかなりはっきりしてきた。特に最近は物を増やさないことを心掛けているので、お金をかけるジャンルでも購入までにかなり時間を費やすことが多い。「これが欲しい」と思いつくと、細かなディティールまで入念に思い描いて心に留めておく。そしてそのディティールに沿ったものに出会うまで、他は絶対に購入しない。だからこそ理想の一品に出会ったときは「これだ!」と直感的に感じることができて、とてもうれしくなってしまう。そうやって時間をかけて探し求めて購入したものは、たいてい私の素晴らしい相棒になってくれる。そういう買い物を重ねて集まった、本当に私が好きなもの、いつまでも大切にしたいものだけに囲まれた生活を送るのが私の理想のひとつである。

Posted by ブクログ

2011/03/08

この人の本はそれがもつ雰囲気•空気感に惹かれていつも手にとる。でも今回は、ものを買う•ものを慈しむという著者の姿勢に色々考えさせられた。最近、断捨離がブームだけれど、値段に惑わされず純粋にそのものを愛せるが、責任を持てるか、ものを持つことに対してそういった意識を常に保って行くこと...

この人の本はそれがもつ雰囲気•空気感に惹かれていつも手にとる。でも今回は、ものを買う•ものを慈しむという著者の姿勢に色々考えさせられた。最近、断捨離がブームだけれど、値段に惑わされず純粋にそのものを愛せるが、責任を持てるか、ものを持つことに対してそういった意識を常に保って行くことが肝なのだと思う。そしてそれはひいては生活を慈しみ、自分自身を見つめ直すことにもつながるのだろう。

Posted by ブクログ

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