商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二瓶社/ |
発売年月日 | 2002/05/25 |
JAN | 9784931199880 |
- 書籍
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入門・精神遅滞と発達障害
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入門・精神遅滞と発達障害
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
こういうことに興味がある人には,相当オススメ.薄本だが中身は全く薄っぺらくない.精神遅滞及び発達障害に関する「考え方」の歴史と,その様々な考え方同士が交錯するところで生まれる軋轢などが見事にまとめられている.
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勉強用に買ったもの。 精神遅滞と発達障害の定義、及び違いが簡単にまとめてあったので読んでみることに。 ★前者は「機能障害」、後者は「能力障害」と言えるようだ。この2つの定義はすぐ分からなくなるので、こういう風に書いてあるのは助かる。 Ⅰ.全人的アセスメント :対象全体につい...
勉強用に買ったもの。 精神遅滞と発達障害の定義、及び違いが簡単にまとめてあったので読んでみることに。 ★前者は「機能障害」、後者は「能力障害」と言えるようだ。この2つの定義はすぐ分からなくなるので、こういう風に書いてあるのは助かる。 Ⅰ.全人的アセスメント :対象全体について、広範囲にわたり、なおかつ各領域を相互に関連付けたアセスメント方法。 従来の精神遅滞は、知能指数によって4水準に分けられていたが現在はそれに限らない。 AAMR(アメリカ精神遅滞学会)の定義と分類システムは、 精神遅滞の人が、生活を営むために必要なサポートの程度によって分類している。 ⇒ 断続的、限定的、長期的、包括的 ※これは従来の医学的・診断的視点とは異なり、対象のニーズに焦点を当てた分類方法である。 この視点はどちらかというと福祉的視点に近い。 患者を生活者として捉える考え方が広まりつつあるようだ。 良い傾向だが、まだまだ発展途上の考え方。適切なアセスメント方法の開発など課題も多そうだ。 またこれに加えて適応行動の評価なども重視すべきだ。この評価は、今後の発達可能性を示すものであり、患者本人に限らずその周辺にまで明るい希望をもたらすものと予想される。 物質的な援助のみではなく、心理面でのサポートも視野に入れるならこういった視点も大切にしたいところだ。 Ⅱ.年齢分離のケースマネジメントモデル サービスを受ける側を年齢によって分離し、それぞれ独自のニーズをもったものとしてサービスを提供しようとするモデル。 数は少ないが、統合モデルよりもサービス対象者に肯定的な結果を生むという研究もある。 ※これは初めて見る考え方だ。 確かに年齢層によってニーズも違うだろうし、サービス提供側のスタッフもそのほうが専門的な訓練を受けやすいだろう。焦点がよりはっきりするのはよいことだ。 だが一方で異年齢間による相互作用が減少し、そのことが社会的発達に及ぼす影響も心配される。
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