映画のなかの文学 文学のなかの映画

飯島正(著者)

• 販売会社／発売会社: 白水社/
• 発売年月日: 2002/05/01
• JAN: 9784560035696

商品レビュー

2009/01/12

【目次】
　はしがき
I　シナリオとシナリオ文学
　１シナリオについての反省
　２「シナリオ」の意味
　３シナリオ文学
II　文芸作品の映画性
　４ディケンズの映画性
　５プルーストの映画性
　６ジュール・ロマンと映画
　７未来主義と映画
　８映画詩人サンドラルス
III　無声映画時代のシナリオ
　９読むシナリオの創始者デリュック
　10カール・マイヤーの演出的シナリオ
　11エイゼンシュテイン＝プドフキンのモンタージュ的シナリオ
IV　文学者のシナリオ
　12谷崎潤一郎のシナリオ
　13川端康成のシナリオ
　14シュルレアリストのシナリオ
　15シナリオ形式の文学
V　トーキー初期のシナリオ
　16ジョゼフ・フォン・スタンバーグの『モロッコ』
　17ルネ・クレールの『巴里祭』ほか
　18劇作家のシナリオパニョルとピロー
VI　日本映画のシナリオ
　19伊丹万作のシナリオ文学論と『忠治売り出す』
　20溝口健二の『浪華悲歌ﾅﾆﾜｴﾚｼﾞｲ』と『祇園の姉妹』
VII　アメリカの文学と映画
　21アメリカ文学の映画性
　22「アメリカ的喜劇」
VIII　演出とシナリオのチーム・ワーク
　23シャルル・スパーク
　24カルベ＝プレヴェール
　25ルノアル作品のシナリオ
IX　イタリア映画のシナリオ
　26ネオレアリズモとザヴァッティーニ
　27ネオレアリズモ以後
X　「カメラ＝万年筆」
　28ジャン・コクトー
　29イングマール・ベルィマン
XI　ヌーヴェル・ヴァーグとヌーヴォ・ロマン
　30フランソア・トリューフォー
　31ジャン＝リュック・ゴダール
　32マルグリット・デュラス
　33アラン・ロブ＝グリエ
　34ジャン・ケーロール
XII　むすびのかわりに
　35映画と文学のあいだ
　あとがき