

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2002/06/01 |
JAN | 9784260332101 |
- 書籍
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べてるの家の「非」援助論
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べてるの家の「非」援助論
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商品レビュー
4.5
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
”私は、いい人をするたびに自分を「たいした人」と思い込んで安心していたように思います。立派な人にならなければ誰かに認められない。それが不安で「いい人」をすることで自分をごまかしてきたように思うのです。本当は、たいしたことのない人間なのに・•・・・•・。 「いい人をする」ことは、アルコールや薬物に依存するのとなんら変わりはありません。” ここは刺さった言葉。個人的にさまざまなボランティアに参加していたが、ふと自己承認欲求を満たすための行為と腑に落ちた時に、このような気づきがあった。アルコールや薬物に依存するのとなんら変わらないというのも納得。あの頃は、まさに酔っていたような感覚だったと思う。
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精神障害のある人たちが単なる「被支援者」となるのではなく、地域に出ていく、商売、事業を行って貢献していくことで、社会との別の意味のあるつながりが生まれる、ということを示すとてもおもしろい本だった。 そこで体験するさまざまな苦労も、商売の苦労、社会の苦労として受け入れる。福祉の被支...
精神障害のある人たちが単なる「被支援者」となるのではなく、地域に出ていく、商売、事業を行って貢献していくことで、社会との別の意味のあるつながりが生まれる、ということを示すとてもおもしろい本だった。 そこで体験するさまざまな苦労も、商売の苦労、社会の苦労として受け入れる。福祉の被支援者として過ごしていたら「見なかったこと」にされるようなものを、みんなで味わい、シェアするということに意味を見出している。 商売に関わり、苦労を味わうということを、取り上げない。むしろ当事者になってもらう。めちゃ面白い。
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自分は人間関係の苦労からずっと逃れ続けてきた。素で生きていると、自然にそうなってしまった。いつしかプライベートな人付き合いはなくなったが、職場でのコミュニケーションは普通にあったし、一緒に暮らす人もいて、むしろ適度で快適な孤独に恵まれたとすら感じる。日常生活で他人と感情的に衝突す...
自分は人間関係の苦労からずっと逃れ続けてきた。素で生きていると、自然にそうなってしまった。いつしかプライベートな人付き合いはなくなったが、職場でのコミュニケーションは普通にあったし、一緒に暮らす人もいて、むしろ適度で快適な孤独に恵まれたとすら感じる。日常生活で他人と感情的に衝突することなんかは滅多にない。 でもそれだと、べてるの人達よりも自分の方がむしろ病気なのかな?と思えた。人間関係で苦労し続けることが生きることの醍醐味なのだろうか? そうかもしれないと頭では理解できるが、その苦労にわざわざ飛び込む気にはなれない。これはこれで、「そのままでいい」と思ってよいのだろうか。病気とは何なのか、つまるところそこが悩ましい。
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