商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2001/12/20 |
JAN | 9784104509010 |
- 書籍
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雨男、山男、豆をひく男
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雨男、山男、豆をひく男
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商品レビュー
4
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生活には死が転がっていて、それは少しも気を遣った転がり方ではなく、時々思わぬ足の掛け方をする。 それが光の降り注ぎ方で、また色を変えていく。 静かな生活が詩になる。 生活の中の思考が言葉へと変換されていく様子。 心の上澄みから思考、そして言葉へと変換されていく、汲みかえられていく様子が、とても美しかった。 タイトルになっている『豆をひく男』の詩が特に好きだった。 終わりに流れていくにしたがって深くまで落ちてくるような気がした。
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とても整頓されている、と感じた。 紙は白、書かれた文字は真っ黒より少し柔らかな黒。 トランプみたいに、全部が違うけど、ひとつのものになっている。 この詩集は、食器みたい。 少しひんやりしているし、読むより観るためのものみたい。 ことばでできていて、でも本当は景色ででき...
とても整頓されている、と感じた。 紙は白、書かれた文字は真っ黒より少し柔らかな黒。 トランプみたいに、全部が違うけど、ひとつのものになっている。 この詩集は、食器みたい。 少しひんやりしているし、読むより観るためのものみたい。 ことばでできていて、でも本当は景色でできている。 景色といっても大きな景色ではなくて、山とかもなくて 触れるくらいに近い、ひとりの人の景色でできている。
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