商品詳細
内容紹介 | 内容:ゆすらうめ. 白い月. 花の顔. 椿山 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2001/11/10 |
JAN | 9784167141639 |
- 書籍
- 文庫
椿山
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椿山
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商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
時代劇の短編ものです…
時代劇の短編ものです。4編ありますがおすすめは表題作の「椿山」です。下級武士の主人公は幼いときからその身分ゆえ不条理なことを経験します。そして出世していき、自分でも気付かぬうちに歪んだ人間になりますがあることをきっかけに「生き方」を見つめなおします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
乙川優三郎、「五年の梅」「かずら野」「さざなみ情話」、良かったです。「椿山」(2001.11)も良かったです。ゆすらうめ、白い月、花の顔(かんばせ)、椿山 の4話。遊女おたかの潔さに心を奪われた「ゆすらうめ」一番です。二番は嫁と義母(うるさ型→惚け)の関係を描いた「花の顔」。出世か人格(人間)かを問うた「椿山」、ラストに拍手を!
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最後の椿山は武家の話。正しいこと、やりたい政治をする為には出世してのし上がるしかない。それは今も昔も変わらない。が、公私にわたり身分に縛られていた時代ではのし上がることも…。主人公才次郎の決断と生き様…良かったです。本作も心に残る良い話でした。
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