ユーレイ ラブソングは永遠に ふーことユーレイシリーズ14

名木田恵子(著者), かやまゆみ

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2001/12/10
• JAN: 9784591070277

商品レビュー

2022/09/11

小学生の頃大好きだったシリーズの最終巻。
これは読んだことがなかったし、
最初から全巻読み直したかったので、
あちこちの図書館の書庫から引っ張り出してもらって
全巻通して読むことができた。

ふーこと和夫くんとの愛、
どんな困難でも乗り越えようとする強さ、
素晴らしいです。

ラストは残念ではあったけれど、
和夫くんが再三言っていたように、
ふーこは、生きてる。
生きている命を大事にして、
生きている人間を好きになった方がいいんだ。

これから大人になっていくふーこは
和夫くんのことは忘れはしないだろうけれど、
他の恋をするだろうか、
どうなのだろうか…

切なくなりました。

2021/09/24

自分が小学一年のころに始まり、親に買ってもらっては繰り返し読んだシリーズ。
刊行スパンがかなり長かった為シリーズ途中で成人してしまい、ラスト3冊だけ未読だったのを一気読み。
うっすら結末は予想していましたが、モヤっともするし、納得もするという感じです。
安易に和夫が生き返るでもなく、ふーこが死ぬでもなく、、、という結末は支持したいのです。
もっと早い段階でシリーズ終了を迎えればそのような安直なハッピーエンドもあったかもしれませんが、『生きる』とは、『死ぬ』とは、を個性豊かな登場人物を通して読むうちに、絶対に安直ハッピーエンドにはならないと子ども心に確信してました。だからこの年まで読まなかったのかも、とも思います。未読だったラスト3冊は特に、主人公及び主人公以外の登場人物を通じて生と死、それに纏わる愛や苦悩を色濃く描いていたのでないでしょうか。

いや、しかし児童小説を読んでいたはずとふと思う∑(ﾟДﾟ)

2006/12/26

これも、小学生の時に読んだもの。
悪がきと平行して大好きでした。
人間の女の子と幽霊の男の子の話。
甘く見ちゃいけないよ、結構感動したんだから。
（これも弟に頼んで最近読みました。笑）