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ミステリー倶楽部へ行こう 講談社文庫
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ミステリー倶楽部へ行こう 講談社文庫

山口雅也(著者)

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ミステリー倶楽部へ行こう 講談社文庫

1,068

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2001/07/15
JAN 9784062731959

ミステリー倶楽部へ行こう

¥1,068

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

著者のミステリー評論…

著者のミステリー評論家としての顔が窺える1冊。

文庫OFF

2016/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山口雅也のエッセイ&書評集。  幕開きとして,様々なテーマ,様々なジャンルを語るミステリー・エッセイが17つ用意されている。。1977年の「マーダーフルコース」というコースに見立てたミステリ案内から,1993年の「鬼ごっこ殺人事件」という謎のポケミスの作品についてのエッセイまで,非常に長い期間に単発で好評されたエッセイが掲載されている。「ブランドからディクスン・カーの逸話を聞く」というタイトルのエッセイにある,山口雅也の写真の若々しさがなんとも言えない。  続く,プレイバックは,ミステリマガジンで1977年から1979年まで連載された連載コラム。18個のコラムが収録されている。かなり古いエッセイであるが,マイナーなミステリが幅広く紹介されている。一番,この作品を読みたいと思せたコラムは,ロナルド・ノックスの陸橋殺人事件を紹介した「不可能な夢」。  これより先,ミステリー領域には,山口雅也が好きな作家の著作に寄せた解説や評論を中心に,13のエッセイが収録されている。クイーン,カー,ブランドを中心に,古典的なミステリについて,山口雅也らしい切り口から紹介されている。なかなか読み応えがある章  続く,ミステリーの葡萄酒,シネマのパンには,新作公開映画について,キーワードを二つ見出して,キーワードから連想する本や映画を交えて紹介されている。映画についてはほとんど興味がないので,さほど楽しめなかったが,ホッグ連続殺人,招かれざる客たちのビュッフェといった読んだことがある作品の書評は非常に面白かった。もっと,読んだことがある映画,本が紹介されていれば,より楽しめるコラムだったのだろう。  評霊の2/3には,1979年から1982年までにかけてミステリマガジン誌上に書いた短いコラムの一部が収録されている。こちらも読んだことがある作品の書評はホームズ贋作展覧会だけ。この作品の書評は面白かった。それ以外の作品の書評も,非常に短く,コンパクトにまとまっており,読みやすかった。  最後のミステリーの友は,作品というよりテーマに沿ったエッセイ。これは独特の切り口ではあったが,それほど面白くなかった。 で、トータルの評価はというと★3かな。山口雅也がミステリマニアであり,そもそもこの本が2001年と16年も前の本であり,山口雅也のデビュー当時からのエッセイがもれなく収録されているので,紹介されている本が古い。まったく知らない本の書評でも,面白く描ける人もいるし,この本にも,そのようなエッセイがなくはないのだが,少数。山口雅也の書評は,その作品を読んでいないと面白さが激減するイメージ。実際,読んだことがある本の書評は,面白かった。つまり,知らない作品の書評が多すぎて,そこまで面白さを感じないコラムが多すぎるが,読んだことがある本の書評は面白いので…★3

Posted by ブクログ

2015/04/26

資料番号:010776201 請求記号:902.3/ヤ ミステリー倶楽部で海外ミステリの楽しみ方に目覚めてみては?

Posted by ブクログ

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