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時には懺悔を 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店 |
| 発売年月日 | 2001/09/25 |
| JAN | 9784043615018 |
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時には懺悔を
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時には懺悔を
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商品レビュー
3.4
27件のお客様レビュー
一気に読める傑作ミス…
一気に読める傑作ミステリー。そして大変デリケートな問題に取り組んだ作品でもある。障害児の問題をミステリーで扱うことはあまりないだろう。ややごり押し感のあるこのラストを、読む人がどう感じるかによって、その人自身が問われるような、怖い気持ちになった。
文庫OFF
打海 文三さん著書、「時には懺悔を」。 【あらすじ】 探偵の佐竹は、元同僚の探偵・米本が殺害された事件の調査を、見習い探偵の聡子とともに始める。捜査を進める中で浮かび上がったのは、9年前に起きた新生児誘拐事件と、現在は父親と暮らしている重い障がいのある少年・新の存在だった。殺人...
打海 文三さん著書、「時には懺悔を」。 【あらすじ】 探偵の佐竹は、元同僚の探偵・米本が殺害された事件の調査を、見習い探偵の聡子とともに始める。捜査を進める中で浮かび上がったのは、9年前に起きた新生児誘拐事件と、現在は父親と暮らしている重い障がいのある少年・新の存在だった。殺人事件を追う探偵たちは、やがて新を取り巻く人々が抱える過去や、それぞれの「罪」と向き合うことになる。 【感想】 感想を述べてよいのかと困惑するほど、重いテーマと作品展開に心を打ちひしがれ読了。 登場人物たちは、それぞれが心に十字架を背負いながら懸命に生きる者、追い詰められた末の焦燥や葛藤も抱えている者。その姿が綺麗事だけではなく、非常に現実的に描かれている。 この作品には、正解や不正解があるわけではなく、「どうあるべきなのか」という選択を迫られたとき、その選択を背負うことになる重さや、そこに絡み合う葛藤が痛いほど伝わってくる。 本来であれば、一人の命に関わることだからこそ、その人自身の意思が尊重されるべきなのだと思う。しかし、意思を伝えることも、言葉を発することもできない状況では、何が本人にとっての幸せなのかを誰かが決めざるを得ない。その判断が、結局は誰かのエゴになってしまうのではないかという苦しさが残った。 介護者として従事していた自身の経験からも、9年間という長い年月にわたって誰よりも愛情を持って接し続けることは、現実には決して容易なことではないと思う。ましてや「血の繋がっていない子」であり、それがたとえ「懺悔」だったのだとしても、私にはその年月は、確かに愛情があったからこその人生だったように感じられた。 ※血の繋がりがないと愛情は持てないといった固定概念を主張したいわけではありません。 映画の上映がきっかけで手に取った事もあり、当日中に鑑賞しに行ったのだが、人物像のバックグラウンドや関係性、また追加要素含めより心情に訴え掛ける作りになっており、出演者の演技に引き込まれ、改編内容もテーマを崩すことなく素晴らしかったの一言。 特に、障がいのある子供を「神様」と表現する場面が原作にあるが、映画では新の周りが受ける存在感や人物達の会話から自然とそう思われるメッセージ性には深く感銘を受ける。 原作と映画を踏まえても、自分の価値観や物事の見方が変わったなどと大それたことは言えない。子どもを持たず、ましてや当事者でもない自分が、この作品のテーマについて何かを断定すること自体、浅はかなのかもしれない。 それでも、確かに心を動かされた。そして、簡単に答えを出せないからこそ、知るべきテーマなのだと思う。 殺人事件と新生児誘拐事件の結末にも注目するべき作品だが、それ以上に作品に込められたテーマをどう捉えるべきなのか、多くの人に知ってほしいと思える作品として、おすすめしたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画化されるということで。 なんと、30年以上前の小説なのか。 障がい者に対する、偏見ではないリアル。コンプラも何もない、ストレートな文章。読み応えあり、星4.3。 盗聴しながら、聡子がのめり込んでいく様。 誘拐した明野も同じ気持ちだったのか。 目の前で、誰かの助けが必要な子どもがいる。 考えるよりもまず、義務感や罪悪感、切迫感。 そうこうしてるうちに、芽生えてくる感情。 コンプラがちがちの今の時代に映画化、どんななってるんだろ、観てみたい。明野がクドカン、ぴったりかも。
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