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怪異の民俗学(7) 異人・生贄
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怪異の民俗学(7) 異人・生贄

柳田国男(著者), 小松和彦(編者)

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怪異の民俗学(7) 異人・生贄

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2001/05/26
JAN 9784309613970

怪異の民俗学(7)

¥4,400

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2020/07/06

 天災などから村を守るために神に捧げられる「生贄」や、閉鎖的な村に訪れる外部の存在「異人」についての、民俗学的な研究論文が集められた本。  人間の「生贄」は本当にいたのか、「異人」はどのように見られてきたのかなど、学者によって色々な考え方があり面白い。  また、「異人殺し」という...

 天災などから村を守るために神に捧げられる「生贄」や、閉鎖的な村に訪れる外部の存在「異人」についての、民俗学的な研究論文が集められた本。  人間の「生贄」は本当にいたのか、「異人」はどのように見られてきたのかなど、学者によって色々な考え方があり面白い。  また、「異人殺し」という、村の外部の人間を殺した家は、その金銭により富むという伝説がある。一大で財をなした、いわゆる「成り上がり」の家への妬みなどとも考えられているようだが、この「異人殺し」の話と似た構造が現代のフォークロア、いわゆる「都市伝説」にもあるというのはとても興味深かった。  

Posted by ブクログ

2013/01/28

正直、褒めるにはちょっとレベルが低かったこの怪異の民族学シリーズですが、この異人・生贄シリーズは珍しく出色の出来です 何故異人(よそもの)と生贄が同列に配置されてるかを含め、民俗学全体の意義にまで立ち返り広がるような、優れた論考が多いです シリーズの中で一冊選べと言われたらベスト...

正直、褒めるにはちょっとレベルが低かったこの怪異の民族学シリーズですが、この異人・生贄シリーズは珍しく出色の出来です 何故異人(よそもの)と生贄が同列に配置されてるかを含め、民俗学全体の意義にまで立ち返り広がるような、優れた論考が多いです シリーズの中で一冊選べと言われたらベストはこれかも

Posted by ブクログ

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