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空を駆けるジェーン 空飛び猫物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2001/09/22 |
JAN | 9784062108959 |
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空を駆けるジェーン
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空を駆けるジェーン
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
空飛び猫の第4弾は黒猫ジェーンが主人公の物語でした。 が…1章から始まったモヤモヤが最後まで抜けず、訳者あとがきまで読んでそういうメッセージ性で読むべきなの?と愕然としました…。 要約すると、丘の上農場での変化のない退屈な暮らしに飽きたジェーンが、翼を使って旅に出るという話なので...
空飛び猫の第4弾は黒猫ジェーンが主人公の物語でした。 が…1章から始まったモヤモヤが最後まで抜けず、訳者あとがきまで読んでそういうメッセージ性で読むべきなの?と愕然としました…。 要約すると、丘の上農場での変化のない退屈な暮らしに飽きたジェーンが、翼を使って旅に出るという話なのですが、ここで自分勝手だなと思ってしまいました。だって、第2弾でネズミに追われて怖い思いをしているのにのど元過ぎれば何とやら(=学習能力がない)って感じだし、第3弾で「素晴らしいこと」をしたアレクサンダーを利用したようにも捉えられかねない。 「自立」を求めてと言いながら、最終的には「帰巣本能」で母猫のジェーン・タビーのもとに向かうというのもどうにも矛盾を感じてしまいます。これなら第2弾の時にジェーンを母猫のもとに置いていけば良かったのでは?とも思ったし、3作目で終わった方が良い気がしました。本作は蛇足って感じ。 …と思ってしまう私は保守的なのかなぁ~(´Д`) まぁ、平穏に生きたい私と行動的なジェーンとでは合わなそうです(笑) ただ、原題にある"ON HER OWN"はいい言葉だなと思いました。
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あらゆる寓意やメッセージを超えて、作者の意図から飛び出して、空飛び猫は実在します。それが物語の力です。そのうちに空飛び猫は本当にあなたの部屋の窓から飛び込んでくるかもしれませんよ。本当にーそう信じてさえいれば。 ー訳者あとがきより 平和な丘の上の農場で、空飛び猫のジェーンは兄弟...
あらゆる寓意やメッセージを超えて、作者の意図から飛び出して、空飛び猫は実在します。それが物語の力です。そのうちに空飛び猫は本当にあなたの部屋の窓から飛び込んでくるかもしれませんよ。本当にーそう信じてさえいれば。 ー訳者あとがきより 平和な丘の上の農場で、空飛び猫のジェーンは兄弟たちと穏やかに過ごしていました。 でもジェーンにはその生活は退屈きわまりないもので、ある日街へと1人で飛び立ってしまいます! そこでジェーンが経験し、感じたこととは? どうやらシリーズもののようですが、この一冊だけでも十分に楽しめる絵本です。絵も緻密ながら可愛らしく、翼の生えた猫のなんと魅力的なことか! よく翼は自由の象徴として描かれるものですが、はたして翼を持つジェーンは自由を獲得できたのでしょうか? 私たち人間には、ジェーンみたいに翼はないけれど、自由や自立について考えて、自分なりの自由を獲得することができます。ジェーンのように。 飾り気のない自由を。 …もしかしたら空飛び人間だっているかもしれないね、そう信じてさえいれば。 この短い物語にこんなにもメッセージが詰め込まれているとは。文章も柔らかく優しいので読み聞かせにもいいかもしれませんね。
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ル=グウィンらしいメッセージ性の高い絵本。これでこのシリーズは4作目だそうだが、これ一冊だけでも十分楽しめる。 それでも通読したいとも思う。 主人公の翼を持つネコ、ジェーンがどのような生い立ちでどのように生活してきたのか前作までの流れも知りたいとも思う。 他の人たちとは違うって何...
ル=グウィンらしいメッセージ性の高い絵本。これでこのシリーズは4作目だそうだが、これ一冊だけでも十分楽しめる。 それでも通読したいとも思う。 主人公の翼を持つネコ、ジェーンがどのような生い立ちでどのように生活してきたのか前作までの流れも知りたいとも思う。 他の人たちとは違うって何かと大変なのよね、という一言で本当にグッと惹きつけられる。
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