商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2001/01/18 |
| JAN | 9784006030292 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4.1
57件のお客様レビュー
物理化学者と聞くとお…
物理化学者と聞くとお堅くて人生=研究一直線なイメージがあるが、この著者はいたって人間味に溢れている。はじめの章のタイトル「だれがどう思おうとかまわない!」からしておもしろくないはずはないと思っていたが、これは読む人によって評価が大きく分かれるところかもしれない。彼の父親の幼い彼へ...
物理化学者と聞くとお堅くて人生=研究一直線なイメージがあるが、この著者はいたって人間味に溢れている。はじめの章のタイトル「だれがどう思おうとかまわない!」からしておもしろくないはずはないと思っていたが、これは読む人によって評価が大きく分かれるところかもしれない。彼の父親の幼い彼への対応が後の物理学者を生み出したように感じた。
文庫OFF
リチャードファインマンのエッセイ。 前半の短いエピソード集は、彼のユーモアあふれるキャラクターが理解できてつい笑ってしまう。 後半はチャレンジャー号墜落事件調査委員会としての活動が描かれる。それを踏まえて必読なのが最終章の「科学の価値とは何か」である。 マンハッタン計画にも携わっ...
リチャードファインマンのエッセイ。 前半の短いエピソード集は、彼のユーモアあふれるキャラクターが理解できてつい笑ってしまう。 後半はチャレンジャー号墜落事件調査委員会としての活動が描かれる。それを踏まえて必読なのが最終章の「科学の価値とは何か」である。 マンハッタン計画にも携わった物理学者の視点から、善と悪、天国と地獄どちらにも通ずる鍵となる科学の価値が語られている。 物理学好きな自分にとって共感できる部分も多く、痛いところを突かれる感覚もあり、エンジニアにとって必読と言えるかなと感じます。
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「~、ファインマンさん」のシリーズ。女好きでいたずら好きでウィットに富んでいてかつ気取っていない、人間味溢れる数々のエピソードには誰もが思わず微笑んでしまうだろう。チャレンジャー事故のロジャース委員会での立ち振舞いは自然科学に魅せられた者の鑑であり、権威を排することに徹底していた...
「~、ファインマンさん」のシリーズ。女好きでいたずら好きでウィットに富んでいてかつ気取っていない、人間味溢れる数々のエピソードには誰もが思わず微笑んでしまうだろう。チャレンジャー事故のロジャース委員会での立ち振舞いは自然科学に魅せられた者の鑑であり、権威を排することに徹底していたこともまた、科学とそれに携わる者の存在価値を再認識させる。こういう男が現実にいて、汚い言葉遣いで正しいことを主張しまくったり、ノーベル賞を取ったり、日本の旅館で畳や布団に感動したり、離婚したり再婚したり、子供ももうけたり、ボンゴを叩いてカーニバルに出たりしていたんだなぁという、個人的には極めて好ましい想像はしかし、広島と我が故郷である長崎を人の尊厳ごと焼き尽くしたという、極めて受け入れがたく許しがたい事実とのコントラストになる。マンハッタン計画に加担した悪魔達の一味にして、自然科学の理解の仕方を革新した量子力学の申し子。病弱の妻を看取りながら、人類史上最悪の兵器を開発するという矛盾。科学技術は、有益で残酷で面白くて悪用もできる、あらゆる意味で皆に平等であることを彼の人生は突き付けてくる。喜ばしくも腹立たしく、悲しくも明るくも読める。矛盾を包含して理解することこそ、今と未来を生きる現代人に必要なことなのかもしれない。
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