商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学陽書房/ |
発売年月日 | 2001/03/21 |
JAN | 9784313751200 |
- 書籍
- 文庫
小石川御家人物語
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小石川御家人物語
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
実在の御家人一家につ…
実在の御家人一家について史料を元に記述しています。
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- ネタバレ
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実在の幕臣が残した日記を、日記の主の孫が語る形で読みやすくした。 読みやすく、わかりやすい。 結婚、離婚、武士としての「お作法(付け届けとか)」など、ふだんなかなか扱われないテーマもあり、おもしろく読めた。 それにしても、日記の著者はかなりの記録魔。 おかげで現代でも武家の生活がよくわかる。
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氏家幹人なのでいつもながらとても読みやすいが、この本は趣向を変えて、江戸中期の女性が現代も200歳を超えて生きていて、昔話をしている、という体裁をとっているのでさらに読みやすい。 『武士の家計簿』でも印象的だったが、ただでさえ貧乏な武士がさらに貧乏にならざるを得ない大きな一因が、...
氏家幹人なのでいつもながらとても読みやすいが、この本は趣向を変えて、江戸中期の女性が現代も200歳を超えて生きていて、昔話をしている、という体裁をとっているのでさらに読みやすい。 『武士の家計簿』でも印象的だったが、ただでさえ貧乏な武士がさらに貧乏にならざるを得ない大きな一因が、「武士の対面を保つための交際費」だったんだなぁ、というのがこの本でもよく理解できた。 お歳暮/お中元の風習が若干のこるだけで、それすら若年層においては消えつつある現代からみると、そのつきあいのややこしさは異常。 今で言うところの給料の安い公務員一家の日常生活なんかがリアルに伝わってきて、「うわーめんどうくさい」と思う面もあり、今よりずっと人情があったんだなぁとうらやましく思う面もあり。 カラフルな江戸時代の日常がこまごまとわかる本。
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