商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2001/05/07 |
JAN | 9784048732901 |
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化粧坂
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
愛と欲望の迷宮。 鎌倉のお屋敷でひっそりと営まれる、あやしげな儀式。 いつの世も、エロスは絶大なエネルギーなのね。
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平成13年刊、書下ろし。 銀行員菅野美和子は、鎌倉前期の後深草院の愛妾二条による日記、紀行文『とはずがたり』の語り部を務める鎌倉の旧家篠宮家で行われている輪読会に出席するようになるが、篠宮邸奥で秘密裏に行われているVIPの性の相手となる「御茶会」にも招かれる。 謎の失踪をして...
平成13年刊、書下ろし。 銀行員菅野美和子は、鎌倉前期の後深草院の愛妾二条による日記、紀行文『とはずがたり』の語り部を務める鎌倉の旧家篠宮家で行われている輪読会に出席するようになるが、篠宮邸奥で秘密裏に行われているVIPの性の相手となる「御茶会」にも招かれる。 謎の失踪をして白骨で見つかった女性が、御茶会のメンバーであったことがわかり、その夫島岡と国文学の助教授鴨下と共に、高齢の当主の養女で輪読会と御茶会を主宰する篠宮瓔子及び篠宮家を巡る謎と島岡の妻の死の真相を探る。 最終章の謎の解明は、あまりにオカルト的で物語の様相を一変させる。 『とはずがたり』の世界が今に続いているという設定、真言密教立川流との関係など、面白い構成ではあるが、結末に納得できる読者は多くはないだろう。
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気にいった作家の作品なので、手にとって、ふと気づくとまだ未読のものだった。 ストーリーの傾向が、つかめたような気がした。 他のも読んでみよう。
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