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人はなぜ戦うのか 考古学からみた戦争 講談社選書メチエ213
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2001/05/10 |
JAN | 9784062582131 |
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人はなぜ戦うのか
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
最初はかなり流し読みだったけれど途中からかなり面白くなってきてそのまま勢いで読了してしまった。武器が緩やかに発展していったのは(急激に発展しなかったのは)、日本の地理的要因がかなり大きかったということ、当時の日本からみた異教徒のような外敵がいなかったこと、古墳時代辺りまでには大和...
最初はかなり流し読みだったけれど途中からかなり面白くなってきてそのまま勢いで読了してしまった。武器が緩やかに発展していったのは(急激に発展しなかったのは)、日本の地理的要因がかなり大きかったということ、当時の日本からみた異教徒のような外敵がいなかったこと、古墳時代辺りまでには大和を中心とする緩やかな連合政権が成立し、日本全土を巻き込むような大戦乱が起こらなかったことなど様々な要因が関わっていることが本を読んで理解することができた。個人的には筆者が蝦夷討伐において中央が柵の強化ではなくて人的資源の供給を強化していたことを指摘している記述をみて言われてみれば確かにな~と思ってしまった。
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縄文時代にはなかった戦争が、弥生時代、「先進文化」として到来した。食糧をめぐるムラ同士の争いは、いかに組織化され、強大な「軍事力」となるのか。傷ついた人骨・副葬武器・巨大古墳など、膨大な発掘資料をもとに列島の戦いのあとを読み解き、戦争発展のメカニズムに迫る。
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考古遺物から、日本列島の戦争の起源を探り、戦争という事象から当時の社会を考える本 冒頭、アインシュタインとフロイトの往復書簡から始まり 戦争はなくせるかというテーマを基本に書かれているので、思想の好き嫌いによって持つイメージは変わるのではないだろうか。 しかしながら、...
考古遺物から、日本列島の戦争の起源を探り、戦争という事象から当時の社会を考える本 冒頭、アインシュタインとフロイトの往復書簡から始まり 戦争はなくせるかというテーマを基本に書かれているので、思想の好き嫌いによって持つイメージは変わるのではないだろうか。 しかしながら、何を持って戦争の証とするか? 弥生以降「戦争の形態」がどう変わったか?古墳埋葬者の身分とは?副葬品の意味とは? これらの問題に考察を加えるのは面白いと思う。 詳しく当時の戦争(のシステム等)に触れているのは流石だっちゃ。 社会形成のプロセスとして戦争という事象を捉えると面白い。 日本人の戦争特性なんかも考察を加えていて参考になった。
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