アフターバーン(7) 第14空母戦闘群 光人社NF文庫第14空母戦闘群7

キース・ダグラス(著者), 栗山洋児(訳者)

• 販売会社／発売会社: 光人社/
• 発売年月日: 2001/09/16
• JAN: 9784769823209

商品レビュー

2010/05/28

敵意に満ちた&quo…

[文庫ＯＦＦ]

敵意に満ちた"ロシアの湖"で退路と補給路を断たれた空母ジェファーソンは起死回生の奇策に全てを賭ける。

2022/02/05

キース・ダグラスの「第14空母戦闘群」は6作目までを読んでいたが、5～6年ご無沙汰だった。

7作目の舞台は黒海。
ポスポラス海峡がチョークポイントとなる内海で、現在にも通じるクリミア半島を巡るウクライナとロシアの騒動にトゥームストーン率いるCBG14が巻き込まれる。

本作ができた時にはクリミア半島はまだウクライナ領だったが、この後ロシアが侵攻し実効支配が今日に及んでいる。

本作で述べているクリミア半島を巡る危機の原因は、現在のウクライナ情勢と全く同一で、ウクライナ、ロシア、クリミア半島を巡る問題の根の深さを物語る。

数年ぶりに読んだ勢いで、8、9作目も買ってしまったのでこの先しばらく読み続けるとするか。