商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2000/04/20 |
JAN | 9784062101134 |
- 書籍
- 児童書
こちら地球防衛軍
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
さとうまきこ作品でも人気があるらしいので、期待して読む。 90年代後半、小6のぼくと親友のユーリ(小学生女子からすごくモテませんか、この少年。アッサリさっぱりしてるし、スポーツ万能だし、主人公には優しいし、めちゃくちゃ可愛いぞ)。 ある日、駅の掲示板に不思議な書き込みを見つけ、そ...
さとうまきこ作品でも人気があるらしいので、期待して読む。 90年代後半、小6のぼくと親友のユーリ(小学生女子からすごくモテませんか、この少年。アッサリさっぱりしてるし、スポーツ万能だし、主人公には優しいし、めちゃくちゃ可愛いぞ)。 ある日、駅の掲示板に不思議な書き込みを見つけ、そのカウントダウンが毎日続いていることに気づく。 主人公とユーリは相手もわからないまま、それを書いた人間と少しずつ対決していくことに。 引きこもり且つ断食まで始めた兄ちゃんを抱えて、主人公の家族はパンク状態。 学校でも掲示板がキッカケでクラスメイトたちや教師たちの間にさざなみが起こる。 ぼくは、ユーリとの夜間パトロールに救いを持つ。 その中で、少年たちのよるべない心、成長への不安と緊張、社会、学校、家族。恋、友情、諍い。 ラストで、ついに2人は犯人と対峙する。 そこに大きな仕掛けがあるわけではなく、いろんな問題が解決するわけでもない。 それでも主人公は前を向き、朝を迎えるこのラストに、多くの子供達が救われてきたのは間違いない。 明るい朝。涙が出そうだ。 それにしても、ユーリくんの魅力的なこと笑。 読んでニヤニヤ、萌え萌えしました。お母さんとの会話もかわいいな。 私が子供の頃に読んださとう作品(ミステリーシリーズ)の、モロくんと主人公の関係を思い出した。 小学生なのに、わりとお金を持たされていて自由度の高い生活をしているのも、イメージが重なる。 当時、田舎で、お金を全然持たされない子供だった私には、それも羨ましかった。 つくづくさとうさんは、罪作りな作家である。笑 本作は、今の子供が読むには分かりにくいところがあるかもしれない。 (私も「サンマ」が何かわからなかったけど、連続じゃんけん勝負のことかな。) 家の電話で連絡を取り合う小学生、ミレニアム、時間制で消されていく駅の掲示板、パフィー、宇多田ヒカル。 それでも思春期の入口のこの気持ちは変わらない。 今の子供たちには、知らない言葉は親に聞いて軽く調べつつ、雰囲気を想像して読んでもらえたらいいなあ。 引きこもりの問題が作品に占めるウエイトがけっこう大きい本作。本人だけでなく、親、兄弟からのそれぞれの視点も大事に書かれている。 このおにいちゃんだけでなく、主人公のクラスメイトにもいる引きこもり。 今はさらに増えているだろうな。 最後に、本作に流れる主題歌のような、ワラワンダフォーワー。 こんなふうに、子供に向かって、人生はすばらしい、と大人がそばで歌ってあげられたら、本当に素晴らしいことだね。
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二人の男の子が駅の伝言板に書かれた謎のメッセージ。 世界消滅に立ち向かう為、地球防衛軍を結成するお話。 周りや自分の生活を変えるだけでも大変なのに、 自分達だけで世界を救うために何が出来るのか。 冒険心をくすぐられるような、でも少し不安な感情が共感できる主人公たちと同じ年代の...
二人の男の子が駅の伝言板に書かれた謎のメッセージ。 世界消滅に立ち向かう為、地球防衛軍を結成するお話。 周りや自分の生活を変えるだけでも大変なのに、 自分達だけで世界を救うために何が出来るのか。 冒険心をくすぐられるような、でも少し不安な感情が共感できる主人公たちと同じ年代の子供に是非読んでもらいたい。
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中1の時に図書室で見つけたこの本。 駅の伝言板に書かれた書き込みから、地球防衛軍が結成されます。 テンポ良く読めて、読んでて飽きない。 何度も読みたくなります。 ゲーセンとか結構身近な感じもしますし。 ユーリくんに惚れた←
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