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ミクロ・パーク 創元SF文庫
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ミクロ・パーク 創元SF文庫

ジェイムズ・P.ホーガン(著者), 内田昌之(訳者)

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ミクロ・パーク 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2000/03/21
JAN 9784488663223

ミクロ・パーク

¥1,210

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

社長の息子と親友の電…

社長の息子と親友の電脳おたく少年は、早くも最新技術を裏庭の遊び場に持ち込み、戦闘ゲームを披露して大人から箱庭型テーマパーク化の可能性を見込まれるが。ナノテク+仮想現実技術ハードSF。

文庫OFF

2024/12/16

人間が昆虫くらいの大きさになったら世界はどのように見えるか?感じられるか?もうこの視点がまんまセンス・オブ・ワンダー、SFの肝ですよね。これまでのミクロ化テーマの作品は人間を微小化する方法が悩ましかった。魔術的な薬品を使ったり超空間投影法といったやっぱり魔法的な方法で人間を直接縮...

人間が昆虫くらいの大きさになったら世界はどのように見えるか?感じられるか?もうこの視点がまんまセンス・オブ・ワンダー、SFの肝ですよね。これまでのミクロ化テーマの作品は人間を微小化する方法が悩ましかった。魔術的な薬品を使ったり超空間投影法といったやっぱり魔法的な方法で人間を直接縮小してきたのですが、そうするとやっぱり微小化した体で直接空気は吸えるのか?とかものは食べられるのか?とかひっかかり、どうしてもフィクションとして楽しむしかないなぁという状況でした。 でもそこはテクノロジー・オタクのホーガン!マイクロ・マシンを使います。ナノ・マシンでもなくマイクロ・マシン。地味。でもVRゴーグルくらいでの接続ならもう実現できそう。仮想世界ではなくあくまでリアルな世界での冒険につなげるところがぐっときます。 この作品では神経系に直接接続できるインターフェースを使ったマイクロ・マシンの開発に参加する少年たちが、どす黒いビジネスがらみの陰謀に巻き込まれてしまうテクノ・サスペンスとして描かれていてます。もうちょっと大人の物語として描いてほしかった気もしますが、純粋な驚きの感覚ということでは少年の視点が欠かせないのかもしれません。 小さいドローン+カメラとVRゴーグルでこれに近い世界は味わえるのでは!?音がうるさくて生き物に接近できないか。早く実現できないかな。

Posted by ブクログ

2021/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガジェット感というかホビー感というかが強くて楽しい一作。作中の悪巧み、というか悪辣な計画も作風からしてまあうまくいかないんだろうなと安心して読めた。主要人物に日本人がいるのも嬉しかったがジャパニーズヤクザファミリー臭が漂ってきて困惑。ただ、作中の使用例からしても悪用待ったなしな超小型ロボット技術の安全性をどう確保するのかという話がまったく出なかったのは残念。むしろそこの解決策が知りたかった。

Posted by ブクログ