商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新樹社 |
発売年月日 | 2000/03/24 |
JAN | 9784787584960 |
- 書籍
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死体のない事件
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死体のない事件
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
タイトルの通り、冒頭で犯人と覚しき人物がが犯行を自白した直後に毒をあおって死んでしまい、肝心の死体が見つからない。さて誰が殺されて、死体はどこへ…? という、普通のミステリとは逆のシチュエーションから始まる作品。 解決部分の論理やトリックはちょっとお粗末なところはあります。しか...
タイトルの通り、冒頭で犯人と覚しき人物がが犯行を自白した直後に毒をあおって死んでしまい、肝心の死体が見つからない。さて誰が殺されて、死体はどこへ…? という、普通のミステリとは逆のシチュエーションから始まる作品。 解決部分の論理やトリックはちょっとお粗末なところはあります。しかし、そこへ至るまでの冒頭から繰り広げられる、我らが愛すべきビーフ巡査部長とヤードの敏腕刑事スチュートの対照的なスタイル、それに基づくレオ・ブルースお得意の英国的なコメディ色が大変楽しく、随所に散りばめられた『くすぐり』も大変好みで、それらを堪能した一作でした。 (なので、厳密にガチガチの本格を求められるとこれはちょっと肩すかしかもしれません……)
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シリーズ2作目。前回のような既存探偵のパロディではなかった。殺人を告白した若者が主人公たちの前で自殺したが、被害者が誰なのかわからないという事件。ミステリ作家が、愚鈍な巡査部長とヤードの敏腕警部の両方の捜査に同行する目線で描かれる。
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ビーフ巡査部長シリーズ第2作。 パブに入って来るなり「人を殺した」と言い残して、人々の目の前で服毒自殺した青年。しかし死体が見つからない。彼はいったい誰を殺したのか… 前作では三人の名探偵を差しおいて事件を解き明かしたビーフだが、今回はスコットランドヤードから来たやり手の警部と共...
ビーフ巡査部長シリーズ第2作。 パブに入って来るなり「人を殺した」と言い残して、人々の目の前で服毒自殺した青年。しかし死体が見つからない。彼はいったい誰を殺したのか… 前作では三人の名探偵を差しおいて事件を解き明かしたビーフだが、今回はスコットランドヤードから来たやり手の警部と共に捜査することに。最新技術と能率主義でテキパキと捜査を進める警部と、もっさりしたビーフの対比が楽しい。 死体がなかなか出てこないこともあってほのぼのとした展開で、実にクラシックな雰囲気。フェアプレイという点ではどうかなと思うが、捻りがきいて綺麗にまとまっていると思った。
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