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南方郵便機 サン・テグジュペリ・コレクション1
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2000/06/20 |
| JAN | 9784622045212 |
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南方郵便機
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南方郵便機
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
初版発行: 1929年 175P サン=テグジュペリ Saint-Exupery(1900-1944) 名門貴族の子弟としてフランス・リヨンに生れる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びな...
初版発行: 1929年 175P サン=テグジュペリ Saint-Exupery(1900-1944) 名門貴族の子弟としてフランス・リヨンに生れる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びながら、1929年に処女作『南方郵便機』、以後『夜間飛行』(フェミナ賞)、『人間の土地』(アカデミー・フランセーズ賞)、『戦う操縦士』『星の王子さま』等を発表、行動主義文学の作家として活躍した。第2次大戦時、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ね、1944年コルシカ島の基地を発進したまま帰還せず。 南方郵便機 by サン=テグジュペリ、長塚隆二 意地っ張りなくせに優しい女である。手厳しく酷薄で公平さも欠く女と紙一重だが、自分では意識していない。何かおぼろげな幸福を、どんなことがあっても守りぬこうとしている。落ち着きはらって優しい女だ。 彼女は、エルランとも縁がなかった。その点は、彼にもわかっていた。彼女がもういちどやり直すといっている生活は、彼女に苦痛をもたらしただけであった。それではいったい、彼女は何に縁があるのだろう? 彼女は苦しんでもいない様子だった。 ふたたび出発した。ベルニスはいくぶん左のほうに顔をそむけていた。自分も苦しみはしないと百も承知だったが、きっと、彼の中にいる何かの動物が傷ついて、その涙ばかりはさっぱりわけがわからなかったのだ。 海軍兵学校に入校できなかったことは、飛行家で作家の人間サン=テグジュペリを生み出す転機となった。彼は一年間、美術学校の建築科で漫然と学んだ末に、二十一歳になると兵役に服して、ストラスブールの飛行第二戦闘機連隊に入隊した。幼少のおりに、自転車に翼をつけて飛行機のつもりで乗りまわしたほどの彼である。当初は整備兵だったが、空への憧れが強く、母親に大金をねだって軍にも内密で、民間飛行場で飛行訓練を受けた。このころの彼について、飛行時間がわずか一時間二十分に達したばかりなのに、無断で単独飛行を試み、かろうじて着陸できたという伝説が伝えられている。彼のすぐれた伝記を書いたピエール・シュヴリエですら、彼はこのとき、「横滑りで高度を下げることができた」と記している。しかし「横滑り」で着陸の降下進入高度を調節するのは、ベテランの戦闘機乗りにしてはじめて可能なのである。実際に彼の同乗飛行の教官だったロベール・アエビーはたしかに、彼が「操縦の素質に恵まれて、上手といえるほどの優秀な学生だった」と認めてはいるが、彼の証言によると、サン=テグジュペリは《二時間五分》の飛行時間で、アエビー自身の《許可を得て》単独飛行にでた。第一回目の着陸に失敗したときに、スロットルレバーを急激にふかしたためにエンジンが異常爆発を起こしたが、場周飛行をやり直して、「あわてふためいた様子はみじんもなく……みごとな着陸操作を見せたあと、機を格納庫にしまった」のである。あらゆる状況を考え合わせると、これが真相であろう。突飛もなく潤色された逸話のほうは、案外、サン=テグジュペリ自身からでたのかもしれない。 【一九〇〇年】 リヨン市第二区区役所保存の出生証明書(番号は一七〇三)によると、六月二十九日午前九時十五分にリヨン市で生誕。十一世紀にさかのぼる名門の 末裔 で無職のジャン=マルク・ド・サン=テグジュペリ伯爵(当時三十七歳で、一九〇四年に死亡)と、その妻アンドレ・ボワイエ・ド・フォンコロンブ(当時二十五歳)の長男。長女マリ=マドレーヌ(四歳)および次女シモーヌ(三歳)の二人の姉がいた。のちに、弟フランソワ(一九〇二~一七)と妹ガブリエル(一九〇四年生まれ)を得る。 【一九四五年】 三月一日、『城砦』がガリマール書店から出版され、五月八日にアンドレ・ルーソーが同書の最初の書評を「ル・フィガロ・リテレール」紙上に執筆。この年、フランス航空クラブ文学大賞が死後のサン=テグジュペリに授与された。
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持ってるのは文庫。 乾いた大地と星降る夜を、誰かへの便りと誇りを胸に、ときに不時着して命を落とす者がいたとしても、飛行機乗り達は今日も空に羽ばたいてゆく。 舞台も何もかもが違うのに、あたしの頭の中では主人公はポルコ・ロッソになってる。
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夜間飛行で疲れて読まない人もいるかもしれない。でもそれは大きく間違っている。 南方郵便機こそ傑作だと思う。
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