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米中相克の時代
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米中相克の時代

沼尻勉(著者)

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米中相克の時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社/
発売年月日 2000/06/10
JAN 9784535582804

米中相克の時代

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2011/11/25

中国は根本的に世界が次第に多極化しつつあるとみている。極になるのは米国、ロシア、中国、日本、欧州などで2020年頃にはそうなると予測している。 中国の軍事力についてはアメリカ側の評価はそれほど高くない。 台湾の最も弱いところは、増大する中国の弾道ミサイル兵器に対する防衛能力が限...

中国は根本的に世界が次第に多極化しつつあるとみている。極になるのは米国、ロシア、中国、日本、欧州などで2020年頃にはそうなると予測している。 中国の軍事力についてはアメリカ側の評価はそれほど高くない。 台湾の最も弱いところは、増大する中国の弾道ミサイル兵器に対する防衛能力が限られている点。 中国との貿易、投資の拡大は台湾経済にとってプラスにこそなれ、マイナスになる要素はないが、台湾は巨額の資本が大陸に流れ、経済面での依存度をこれ以上強めるのは政治面での自主独立に響くとみている。 中国は国外の敵と対峙する際、これまでのゲリラ戦、結う激戦を主力にした人民戦争では対応できないため、通常戦力の増強を図らざるをえない羽目に追い込まれた。 中国の伝統的な作戦は地上戦を想定して練られたものだった。海、空軍は陸軍の上陸作戦、陣地戦に強力する役割を果たした。しかし全方位のハイテク戦争では純地上戦はありえず、明らかに陸上作戦の地位が相対的に低下した。しかも中国は東南の海洋に局地ハイテク戦の戦場を想定しているとあって、海、空が主力とならざるをえない。

Posted by ブクログ

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