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「明日への対話」人道援助、そのジレンマ 「国境なき医師団」の経験から 明日への対話
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「明日への対話」人道援助、そのジレンマ 「国境なき医師団」の経験から 明日への対話

ロニーブローマン(著者), 高橋武智(訳者)

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「明日への対話」人道援助、そのジレンマ 「国境なき医師団」の経験から 明日への対話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産業図書/
発売年月日 2000/11/10
JAN 9784782801154

「明日への対話」人道援助、そのジレンマ

¥1,980

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2012/02/29

 ずっと前に、このNPOはちょっとした問題発言をしたらしい。 活動資金は十分集まったから、もう寄付はいりません、寄付したい人は他の団体に寄付してくださいって言ったらしい。 人々の善意に対し、誠実でいたいという理由からだけど、パンピーからは結構な批判を受けたそうな。この厳しいぐらい...

 ずっと前に、このNPOはちょっとした問題発言をしたらしい。 活動資金は十分集まったから、もう寄付はいりません、寄付したい人は他の団体に寄付してくださいって言ったらしい。 人々の善意に対し、誠実でいたいという理由からだけど、パンピーからは結構な批判を受けたそうな。この厳しいぐらいの倫理感はなんだろうか。  本書はNPO「国境なき医師団」の元トップだったロニー・ブローマンのインタビュー。読んでみるとスゴかった。人道援助という言葉から受ける、人の温かみみたいな物とか、善意に関わる感動みたいな物は一切感じることはなく、そこには人を助ける側にいる者が感じる優越感や人道援助の美しさなんかは皆無で、人を助ける事の苦しみや厳しさがあった。  NPOが介入することで紛争が長引くこともある。ブローマンはそのジレンマと真剣に向き合っていた。  犠牲者を援助する。これは無条件でいい行いのはずなのに、ブローマンは厳しい顔で常に自問自答していた。自分たちの行いについて。 私は背筋がピンと伸びた。

Posted by ブクログ

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