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清盛
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三田誠広(著者)

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清盛

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2000/12/15
JAN 9784087811988

清盛

¥2,090

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2023/10/06

平家は、盛の字がつく人ばかりでややこしい! けど、この本の系図のおかげで結構整理整頓できました。 平家、清盛の後滅びるんですよね…。 読みながら、イロイロと考えさせられながら読みました。

Posted by ブクログ

2012/02/29

(2012.02.29読了)(2012.02.07借入) この本の著者は、平清盛についての評伝に近い小説として書いた、とのことです。歴史研究者たちの成果をもとにして書いたということでしょう。 「一介の武士にすぎなかった清盛が、どのようにして参議となり、ついには太政大臣にまで昇りつ...

(2012.02.29読了)(2012.02.07借入) この本の著者は、平清盛についての評伝に近い小説として書いた、とのことです。歴史研究者たちの成果をもとにして書いたということでしょう。 「一介の武士にすぎなかった清盛が、どのようにして参議となり、ついには太政大臣にまで昇りつめたのか。当時の社会状況、政治状況を踏まえた上で、清盛という人物の存在を具体的なイメージとして描きたいというのが、この作品のモチーフである。」(364頁) 物語の主人公は、平清盛なのですが、平清盛を動かしているのは、あたかも、妻の平時子とその弟の平時忠、高倉天皇の母となった妹の滋子の三人のきょうだいであるかのように書いてあります。なかなか面白い視点なのではないでしょうか。 平清盛の物語ですので、清盛の死までで終わっています。平家は武士とは言いながら、源氏に比べると戦が下手だったのでしょうか。海賊、山賊、法師武者よりは強くても、源氏には、歯が立たなくて、あっけなく敗れてしまったのでしょうか。 章立ては以下の通りです。 第一章、武者の世 第二章、無頼の高平太 第三章、祇園社の乱闘 第四章、保元前夜 第五章、夜討ち 第六章、熊野詣 第七章、太政大臣 第八章、蓮華王院 第九章、鹿ヶ谷 第十章、夢の都 あとがき ●白河法皇(17頁) 院政を陰で支えていたのは、側近の武士たちだった。摂関家の勢力を削ぐために、法皇は北面の武士と呼ばれる武者を重用した。位階を無視して武士を国司として各地に派遣した。「武者の世」の到来は、白河法皇の院政によってもたらされたのである。 ●祇園女御の妹(19頁) (祇園女御の妹の)夫として選ばれたのは、院の側近、平正盛の嫡子、忠盛であった。 この時代の婚姻は、通い婚と呼ばれるもので、結婚しても妻は実家にとどまり、夫の方が妻の実家に通うことになる。祇園女御の妹の場合は、女御が親代わりとなった。 やがて男児が生まれた。その直後、母親は病死し、子どもは祇園女御のもとで養育されることになる。(1118年) ●中務大輔(63頁) 中務大輔になった時、清盛は19歳だった。もはや立派な大人であるし、中務省は天皇に近侍し、詔勅、上表、国史の監修などを司る重要な役職である。清盛も家成邸の番兵の役目は終えて、宮中で職務を果たすことになった。この時、知り合ったのが、近衛将監を務める高階基章である。 清盛は、高階基章の娘のもとに通い始めた。1138年、清盛に長男が生まれた。平重盛。翌年には次男の基盛が生まれた。しかしその直後に、二人の息子の母は病没した。 ●時子(73頁) (清盛)「わしを選んだのはそなたの父か、それとも弟か」 (時子)「わたくしでございます」 ●忠盛死亡(120頁) 清盛の父、平の忠盛が亡くなったのは、1153年の春であった。 ●信西入道(124頁) 信西入道。出家する前の俗名を、藤原通憲という。通憲は藤原南家の流れで、代々学者の家系である。 藤原不比等には四人の子息があり、別々の家を建てたことから南家、北家、式家、京家という藤原四家が生じた。 ●源頼朝(225頁) 池禅尼は清盛を責めるように語調を強めた。 「負け戦を指揮されたお方が罪を追うのは当然でございましょう。されども頼朝さまはいまだ年少にて、罪を問うのは道理に反する所業でございます。道理に反すれば世間の目が平家を咎めましょう」 世間の目など恐れるに足りぬ。むしろ御曹司を生かしておくことの方が、将来に禍根を残すことになろう。 ●三十三間堂(253頁) 東山七条の後白河上皇の法住寺御所に隣接した地に建設中だった蓮華王院が落成した。 三十三間堂と呼ばれる広大な建物で、千体の黄金色に輝く千手観音像が並んでいる荘厳にして華麗な御堂である。 ●安徳天皇(335頁) 高倉天皇譲位。 皇太子言仁親王が即位して安徳天皇となる。わずか三歳の幼帝である。 関白近衛基通が引き続き摂政を務める。 三歳の帝、20歳の院と21歳の摂政。すべて清盛の掌中の駒である。 ●福原遷都(343頁) 「400年近く続いた京の都を廃するというのは大変な決断だとわしも考える。されどもいまは、時代が大きく変わろうといたしておる。土地を耕し産物を作るだけの時代から、海運によって新たな富を得る時代へ、大きく変わろうとしておる時代の動きに応えるためには、新たな都を造らねばならぬ」 ☆関連図書(既読) 「平清盛-「武家の世」を切り開いた政治家-」上杉和彦著、山川出版社、2011.05.20 「平清盛 1」藤本有紀作・青木邦子著、NHK出版、2011.11.25 (2012年2月29日・記)

Posted by ブクログ

2011/08/04

同じ作者の「西行」を読んで清盛に興味を持ちました。 歴史の授業では平安末期って憶えにくくて嫌いでした。 が!長年続いた摂関政治から武士の時代への大きなうねり があるダイナミックな時代だと思いました。 昔、いちご同盟で読んだ三田さん歴史ものに力を入れている ようで、今後も楽しみに...

同じ作者の「西行」を読んで清盛に興味を持ちました。 歴史の授業では平安末期って憶えにくくて嫌いでした。 が!長年続いた摂関政治から武士の時代への大きなうねり があるダイナミックな時代だと思いました。 昔、いちご同盟で読んだ三田さん歴史ものに力を入れている ようで、今後も楽しみにしたいです。

Posted by ブクログ

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