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栄西 喫茶養生記 講談社学術文庫
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栄西 喫茶養生記 講談社学術文庫

古田紹欽(訳者)

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栄西 喫茶養生記 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/09/10
JAN 9784061594456

栄西 喫茶養生記

¥814

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2017/11/23

お茶は薬である。という教えと 時代をどのように作り広めていったかという話が 一冊でまとめられており非常に勉強になる書籍です。 少し先に生まれ宇宙と向き合った鴨長明と お茶を薬とし日本の宗教改革の先陣を切った栄西禅師の後 という文脈で 平安>鎌倉>室町>戦国と捉えると 日本...

お茶は薬である。という教えと 時代をどのように作り広めていったかという話が 一冊でまとめられており非常に勉強になる書籍です。 少し先に生まれ宇宙と向き合った鴨長明と お茶を薬とし日本の宗教改革の先陣を切った栄西禅師の後 という文脈で 平安>鎌倉>室町>戦国と捉えると 日本が急速に大乗仏教化していく様も理解できるかな。 方丈記に続く、僕の座右の名著

Posted by ブクログ

2013/11/24

日本の喫茶店の文化は何処から来たのかと、探してみたところ、本書に行き着いた。 栄西は平安時代から鎌倉時代にかけて生きた人であり、当時廃れていた喫茶を再興させた。 著者の栄西は、禅僧である。 禅僧は、坐禅をする禅宗の僧である。 禅宗と茶が、どうむすびついたのかというと、以下の記...

日本の喫茶店の文化は何処から来たのかと、探してみたところ、本書に行き着いた。 栄西は平安時代から鎌倉時代にかけて生きた人であり、当時廃れていた喫茶を再興させた。 著者の栄西は、禅僧である。 禅僧は、坐禅をする禅宗の僧である。 禅宗と茶が、どうむすびついたのかというと、以下の記述がある。 「禅と飲茶との結びつきは、坐禅を続けるに時として睡魔に見舞われがちであることから、これを防ぐために茶に含まれるカフェインの効用をひそかに考えて、これを飲むことを誰とはなしに始めたことかと思われるが、規矩の厳しい禅院ではこの効用を踏まえて、儀礼として飲茶の風を厳しく行うことになったものと思われる。」(p.102) 眠気覚ましの為に栄西は喫茶を広めたのか。 禅の修行中に眠くなってしまう禅僧を想像すると、かわいらしいが、それでいいのか禅僧? また面白いことを知ることが出来ました。

Posted by ブクログ

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