商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KTC中央出版/ |
発売年月日 | 2000/10/28 |
JAN | 9784877581886 |
- 書籍
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その時歴史が動いた(2)
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その時歴史が動いた(2)
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高橋是清、ケインズに先んじた財政出動 赤字国債を解禁、軍部が横取り狙った 長篠の戦い、鉄砲三弾撃ちを否定 西郷・桂の会談、最初は西郷現れず 2回目、桂が「援助を求めているようにみえる」 坂本が西郷を説得する 目次 その日、六人がいた/鉄砲伝来・偶然のドラマ―その時、一五四三年(天文一二)八月二五日 織田信長・勝利の方程式/真説・長篠合戦―その時、一五七五年(天正三)五月二一日午前六時 敵は本能寺にあり/光秀はなぜ主君・信長を裏切ったのか―その時、一五八二年(天正一〇)六月二日未明 坂本龍馬幕末の日本を動かす/薩長同盟成立の時―その時、一八六六年(慶応二)一月二一日 ダルマ大臣・高橋是清経済危機と格闘す―その時、一九二七年(昭和二)・一九三二年(昭和七)・一九三六年(昭和一一)
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鉄砲の伝来の話が興味深かったのと、あらためて史実と錯覚させそうな歴史小説って罪よねって思った。 三段打ちって史実じゃないやん。 ~この巻の内容~ 1)鉄砲の伝来 2)長篠の戦い 3)本能寺の変 4)薩長同盟 5)高橋是清の経済対策 ガッツリ読んでしまったのは1)3)4)
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その日、六人がいた/鉄砲伝来・偶然のドラマ ・種子島時たかは、2丁の鉄砲を2000両(2億円)で購入した(p33) ・鉄砲は撃った後、火薬のすすが銃身に残る、暴発の恐れがあるので、すすを取り除く必要があるが、そのために底が取り外せる”ねじ”の仕組みが必要(p38) ・和歌...
その日、六人がいた/鉄砲伝来・偶然のドラマ ・種子島時たかは、2丁の鉄砲を2000両(2億円)で購入した(p33) ・鉄砲は撃った後、火薬のすすが銃身に残る、暴発の恐れがあるので、すすを取り除く必要があるが、そのために底が取り外せる”ねじ”の仕組みが必要(p38) ・和歌山県にある根来寺は70万石の広大な領地を有し、当時は日本最大級を誇る寺院であった、海外との貿易をも盛んに行っていた(p46) ・芝辻清右衛門が根来から持ち帰った鉄砲技術により、堺の町には鉄砲鍛冶が次々に生まれて、戦国時代最大の鉄砲産地となった(p53) ・鉄砲の値段も高いが、もっと大変なのは火薬、煙硝、硫黄、鉛が必要であり、戦いにはゼニが必要になってきた(p57) 織田信長・勝利の方程式/真説・長篠合戦 ・信長の一代の業績を記した信長公記には、鉄砲の三段撃ちの記載は見られない(p77) ・合戦の40年後頃に描かれた屏風絵には、織田・徳川軍が山の裏手に隠れるように陣取っていて、これが真相に近い(p86) ・勝頼は、1.5万の精兵で兵500で守る長篠城を包囲したが、三重の堀(外、中、内堀)に守られて容易に陥ちなかった(p92) ・信長の勝利の方程式は、1)長篠城の防備を強固、2)信長が武田軍におびえているようにみせかけた心理作戦、3)陣城を見せないように一日で完成、であった(p95) ・桶狭間の戦いにおいて、今川軍の8割は補給部隊であり、戦闘部隊は2割ほど、戦闘部隊だけを考慮すると信長が優勢ということになる(p104) 敵は本能寺にあり/光秀はなぜ主君・信長を裏切ったのか ・信長は聞きづらい尾張弁、京には公家言葉、将軍家には武家言葉があった、光秀はそれらを理解して名通訳となって活躍した(p125) ・光秀は四国攻め指揮官から家康の接待役への降格、その接待役の解任、領地の召し上げで、佐久間信盛のような運命をたどるかもしれないと恐れた(p140) ・織田家は当時において、合戦の指揮と軍費の調達がすでに分離していた先進的なシステムをとっていた、他大名のように領内から徴収する必要なく、信長に命じられた役人が全国から集めて、そこから支出された(p144) ・本能寺を襲撃したが、境内は異様な静けさであったと、当時の様子を詳細に記した「本城惣右衛門覚書」に記述されている(p149) 坂本竜馬幕末の日本を動かす/薩長同盟成立の時 ・1864年の禁門の変においては、京都に攻めあがった長州藩を、会津・薩摩両藩を中心とした兵と京都御所前で激突した、薩摩兵の攻撃が加わったことで長州藩は敗れた(p170) ・その後、幕府は長州藩に対して追討するために、第一次長州征伐(1864、7月)を決定した、前尾張藩主を総督、中国・四国・九州の21藩(最終的には30以上)に出兵を命じた(p171) ・薩摩藩のお陰で勝てたにもかかわらず、幕府は第二次長州征伐を薩摩に相談することなく決めていた、これにより薩摩は幕府に反感するようになる(p177) ・坂本竜馬は、亀山社中を通じて、長州の米を薩摩に運んだ、長州藩の欲しかった武器(合計7000丁の鉄砲)が長州へ売れるように手配した(p181) ダルマ大臣・高橋是清経済危機と格闘す ・是清は日露戦争の戦費調達において、当初目標の13倍である現在価値において、4兆5000億円の資金調達に成功した(p214) ・取り付け騒ぎを収拾させるために、全国の銀行に対して3日間の一斉休業を命じた、その間にそれまでの最高紙幣の2倍額である200円札(米価換算で現在の20万円)を大増刷(片面印刷)した(p219) ・是清は赤字国債を利用して、恐慌を抜け出すために国家予算を2年間で1.5倍にまで膨らませた(p231) ・226事件の頃は、浜口雄幸、井上準之助、団琢磨、犬養毅と暗殺が続いていた(p240)
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