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プランタジネット家の人びと 文庫クセジュ834
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社/ |
発売年月日 | 2000/12/10 |
JAN | 9784560058343 |
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プランタジネット家の人びと
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プランタジネット家の人びと
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
プランタジネット「家」についての本なので、ヘンリー2世までが結構長い。でもってまた、ヘンリー2世の話も長いんだわー。しかしフランス王家カペー朝も結構しぶとく、力関係のバランスが絶妙…いや。ちょいちょい崩れ、小競り合ってるわ。って言うか、なにこの組んず解れつな相関関係は(汗) 薄...
プランタジネット「家」についての本なので、ヘンリー2世までが結構長い。でもってまた、ヘンリー2世の話も長いんだわー。しかしフランス王家カペー朝も結構しぶとく、力関係のバランスが絶妙…いや。ちょいちょい崩れ、小競り合ってるわ。って言うか、なにこの組んず解れつな相関関係は(汗) 薄い本だけど、ヘンリー2世以降はどんどん時代が流れるので、次から次へと人名が出てきてオツムが飽和。百年戦争とバラ戦争はまた別口で…。
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初期のアンジュー伯家は、代々ジョフロワかフルクという名で、そのうちフルク3世は、妃を火刑にしてしまった! これって、名香智子の「白い蝶の館」と「アレキサンドライト・アイ」の元ネタ!?(マンガでは、ジョフロワが妃を火刑に処し、子供のほうがフルクだったが。)Wikipediaでは、ヤ...
初期のアンジュー伯家は、代々ジョフロワかフルクという名で、そのうちフルク3世は、妃を火刑にしてしまった! これって、名香智子の「白い蝶の館」と「アレキサンドライト・アイ」の元ネタ!?(マンガでは、ジョフロワが妃を火刑に処し、子供のほうがフルクだったが。)Wikipediaでは、ヤギ飼いと密通した疑いで火刑にしたと言われているらしい。最初の「プランタジネット」、皇后&イングランド女王マティルダのダンナのジョフロワは、美男公と言われていたそうだし。エメリヨンはプランタジネットだったのか・・・ いわゆるアンジュー帝国最盛期、要するにたまたま複数の領主が1人だったってことなんじゃないの、と思っていたら、ヘンリー2世は、統合意識を持って統治し(ようとし)ていたようだ(それも、各領地を分散相続させようと思う妨げにはならなかったが)。 リチャード1世は、騎士道マニアで、ちょっと脳みそ筋肉なタイプ? と思っていたら、それなりにちゃんとしていたようだ。 ジョン王が評判悪いのはかなりフィクション? と思っていたが、やはりDQNではあったようだ。 “帝国”などと隆盛をうたわれても、最盛期は1代で、その代のうちにすでに衰亡が始まる、という例は多いようで、アンジュー家もそうだったようだ。 フランス人著者&クセジュだけに、英国史にとどまらない、フランスとの関係が常に視野にある書きぶりが興味深かった。 プランタジネット家自体、本拠のフランス領地を失い、イングランド内での身内同士の内乱に血道をあげるようになって滅亡してしまった、というのも因縁か。
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歴代のうち最盛期のヘンリ2世にフォーカスした内容。この手の本の割りに訳もよく読みやすい。このボリュームでは仕方ないけど、通史も読みたい。
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