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法律 社会科学の理論とモデル7
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
発売年月日 | 2000/11/10 |
JAN | 9784130341370 |
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法律
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進化ゲーム理論をベースにすることで法律学・法社会学の社会科学としての可能性を模索する、といった「はじめに」で書かれた企図以上のものがあるように思う。 法・政策実践を通じた司法プロセスの改良や社会秩序の安定化が(本書でいう進化論はスペンサー的な「社会進歩論」ではない、という但し書き...
進化ゲーム理論をベースにすることで法律学・法社会学の社会科学としての可能性を模索する、といった「はじめに」で書かれた企図以上のものがあるように思う。 法・政策実践を通じた司法プロセスの改良や社会秩序の安定化が(本書でいう進化論はスペンサー的な「社会進歩論」ではない、という但し書きとは裏腹に)、法と社会の共進化の方向性として模索されているように見えるところに、規範学や社会工学としての可能性を感じさせる。 第1章はオートポイエティックな免疫型システムとして法システムをモデル化するという試み。 註22にもあるようにトイプナーとは違うシステムの捉え方だが、その相違がモデルの説明力にどのように効いてくるのかが分からなかった(強いて言えば免疫系のアナロジーで法と社会と法ミームの相互作用を把握しやすい、とかはあるのだろうが)。 第2章、第3章はベイズや情報理論、法と経済学、進化ゲーム理論といったツールを用いた裁判プロセスおよび社会秩序の分析。2章2節の訴訟プロセスにおける事実認定〜法判断過程のベイズによるモデル化は、「まあモデル化するとそうなんだろうけど……」という感覚が強かった。たぶんこの辺は、実務法律家の気持ちがわからないのと、規範化されたモデルを充足させるための諸々の探索コストが現実的に厳しそうだという直観のせい。 結局、パーツごとの難易度が高くてあまり読み込めてない感がすごい。要リベンジ
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