1,800円以上の注文で送料無料

黄色いダイアモンド ビーボーイノベルズ
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

黄色いダイアモンド ビーボーイノベルズ

木原音瀬(著者)

追加する に追加する

黄色いダイアモンド ビーボーイノベルズ

990

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ビブロス/
発売年月日 2000/08/20
JAN 9784835210803

黄色いダイアモンド

¥990

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/05/18

社会不適合の弱者な友人の面倒を、大人になってもおかしいくらい見続けるエリート、すき!!!周りの人から見ると、不適合さんはエリートの友人がいないと何もできなくて、エリートに面倒をかける厄介さんでしかない。だけどもし、不適合さんが自立を決意したり、支えてくれる素敵な恋人ができて「あり...

社会不適合の弱者な友人の面倒を、大人になってもおかしいくらい見続けるエリート、すき!!!周りの人から見ると、不適合さんはエリートの友人がいないと何もできなくて、エリートに面倒をかける厄介さんでしかない。だけどもし、不適合さんが自立を決意したり、支えてくれる素敵な恋人ができて「ありがとう、もうお前に迷惑はかけない」なんて言いだすような、周りの人から見たらいい変化が起こると、エリートさんの人生は詰んでしまう。いつまでもダメな友人を独占してお世話して自分が幸せにしたいのに…。そういう話がすきな人におすすめです。 この本の後半半分以上は攻めの邦彦さんが出てこない長い長いエピローグのような構成でしたが、自立して子供を育てる勇さんを見つめる邦彦さんの安定感たるや格好よすぎ。逆に存在感がありました。重くて閉塞感ある展開、だけどとてもよかった。 榎田さんの『きみがいなけりゃ息もできない』のシリーズもエリート×社会不適合の共依存的設定でおすすめです。これ系のお話を片っ端から読みたいってBLコンシェルジュに相談したい。

Posted by ブクログ

2014/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 受けの勇が馬鹿で素直で素敵です。 幼馴染で攻めの邦彦をどれだけ愛しているのかを息子の俊一に語るシーンは胸が熱くなりました。  そして俊一と秋森の関係がとても残酷で、自分の過去の記憶や感情無理やり引きずり出されて、作品の中に持って行かれるぐらいのすさまじい文章力でした。 そんなつもりはないのに、感情すら私の自由にできず作者さんの掌の上で転がされてしまう悔しさが、楽しいけど気分悪いです(笑)  秋森の優しさの在りかと、俊一の優しさの在りかの違いに頭殴られる感じでした。 優しさの場所がずれるとここまで苦しみに代わるのかと、2人とも可哀想でした。 この二人の続きが気になるんですけど、あるんでしょうかね?

Posted by ブクログ

2012/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼馴染ものです。 受はいい加減でだらしなくって、頭が悪くて意志薄弱。 対する攻は受の事が好きで好きでしょうがない真面目男という設定。 この受、一度は結婚して子供までいます。大好きだった奥さんにも先立たれ、ひとりで子供を育ててるんですが、構いたがりの攻とのコンビが絶妙。 表題作よりも何よりもこの話の良さがにじみ出てるのは、書き下ろし の『歯が痛い』です。タイトルに??となりますが……。 受である勇の息子の俊一が主人公の話なんですが、もう兎に角秀逸。 この俊一のジレンマがもの凄く上手に書かれていて、そこに登場する友達と思ってた同級生からの凄絶なイジメや、それを助けようとする純粋であるがゆえにお節介で人を傷つける存在のクライスメイト。 思春期特有のドロドロが盛りだくさんで、もの凄く覚えのある感情が山盛りです。 脇を固めるキャラがもう絶妙で、読ませてくれました。 後味は凄まじく悪いんですが、続編をぜひとも読みたくなる話です。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品