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ピエル・ロティの館 エグゾティスムという病い 叢書メラヴィリア7
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ピエル・ロティの館 エグゾティスムという病い 叢書メラヴィリア7

岡谷公二(著者)

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ピエル・ロティの館 エグゾティスムという病い 叢書メラヴィリア7

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社/
発売年月日 2000/09/30
JAN 9784878937576

ピエル・ロティの館

¥3,080

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2012/06/12

なかなか面白かった。実はロティがゴーギャンに対して非常に大きな影響をあたえていたことを、さまざまな資料をもとに論じた第5章がとくに面白かった。

Posted by ブクログ

2012/02/02

ピエール・ロティは、海軍で世界の国を回って材を得て小説を発表したフランスの人物である。日本では作家としての知名度は高くないものの最年少の41歳でフランス・アカデミーの会員に選出された人気作家だった。日本にも数度滞在しており、日本を題材にした小説も発表している。ロベール・ド・モンテ...

ピエール・ロティは、海軍で世界の国を回って材を得て小説を発表したフランスの人物である。日本では作家としての知名度は高くないものの最年少の41歳でフランス・アカデミーの会員に選出された人気作家だった。日本にも数度滞在しており、日本を題材にした小説も発表している。ロベール・ド・モンテスキュー(『失われた時を求めて』のシャルリュス男爵のモデル、『さかしま』デ・ゼサントのモデルでダンディな貴族であった)とも交流があり、大女優サラ・ベルナールの元恋人。 アンリ・ルソーが、≪ピエル・ロティの肖像≫と題した絵を描き、 ゴッホが彼の小説をゴーギャンに薦め、読んだゴーギャンは少なからず影響を受けタヒチに渡った。彼らより少し遅れて生まれた『アフリカの印象』や『ロクス・ソルス』で知られるレーモン・ルーセルは、ロティを賞讃し、ルーセルが出かけた世界旅行の旅程は、ロティのそれをなぞるともいえ、影響の深さが感じられる。 自国の人たちにエグゾティスムを十分に味あわせたロティを知るのに最適な一冊。

Posted by ブクログ

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