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愛しのペット 獣姦の博物誌
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愛しのペット 獣姦の博物誌

ミダスデッケルス(著者), 堀千恵子(訳者), 伴田良輔

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愛しのペット 獣姦の博物誌

3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 工作舎
発売年月日 2000/06/30
JAN 9784875023302

愛しのペット

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2021/10/23

 獣との交わり。それはA(キス)までなら微笑ましいが、B(ペッティング)、C(エッチ)まで進むとなると――?  そのムラムラは愛情か性欲か。神話から現代まで、史料を掘り起こすことで露わになった、獣との交わりの歴史とは――。 ----------------------------...

 獣との交わり。それはA(キス)までなら微笑ましいが、B(ペッティング)、C(エッチ)まで進むとなると――?  そのムラムラは愛情か性欲か。神話から現代まで、史料を掘り起こすことで露わになった、獣との交わりの歴史とは――。 ---------------------------------------------------------  『獣姦の博物誌』という副題だが、動物×動物や異種交配によるミックスの話題なども取り上げており、全体としては獣姦というより異種姦の要素が強く、ややとっ散らかっている感はあるが内容の幅は広い。  他方、農村や田舎で起きていた獣姦を契機とすると思われる、都会での動物愛護運動の始まりが所謂「上流階級の上から目線的な罪滅ぼしの感情」由来であり、運動に参加することは教養があることの証明であり上流階級に属する者としてのステータス(証し)でもあったというエピソードは、他のある種の啓蒙を推進する様々な運動や団体との共通点があって興味深かった。  本書には取り上げられていないが、日本にも獣姦を罪とした記述がある古事記や漁師とエイの交わりの話がある説話集などがあり、こういうことは東も西も変わらないのだと苦笑いしながら読了。

Posted by ブクログ