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後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡 文春文庫
555円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/01/10 |
JAN | 9784167494049 |
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後藤田正晴
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後藤田正晴
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
先年亡くなられた後…
先年亡くなられた後藤田正晴氏の評伝。大学生の時に二・二六事件に遭遇し、敗戦を台湾で迎えた氏は敗北の中で軍人に国の舵取りを任すことの危険を心に刻んだ。戦後は官僚として、後の自衛隊の元である警察予備隊の誕生を眼にし、警察庁長官時代にはあさま山荘事件に対処した。政治家となっては田中角...
先年亡くなられた後藤田正晴氏の評伝。大学生の時に二・二六事件に遭遇し、敗戦を台湾で迎えた氏は敗北の中で軍人に国の舵取りを任すことの危険を心に刻んだ。戦後は官僚として、後の自衛隊の元である警察予備隊の誕生を眼にし、警察庁長官時代にはあさま山荘事件に対処した。政治家となっては田中角栄の側にあり、そして中曽根政権では官房長官としてカミソリと綽名され、以後政界のご意見番として存在感を保ちつづけた。 氏の考え方に賛成するかしないかは別として、一人の人生にこれだけの経験を詰め込んだ後藤田氏の言葉と生涯を眺め
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これまでのイメージを覆す本だった。本人の主義主張は変わってないけど、周りの状況がどんどん変わって、それで評価が右左にブレるというのは本意ではないだろうなぁ。某官房長官には、こういう想いのようなものはあったんだろうか。総理にならずして引いてゆくという生き方も凄みを感じさせる。 田...
これまでのイメージを覆す本だった。本人の主義主張は変わってないけど、周りの状況がどんどん変わって、それで評価が右左にブレるというのは本意ではないだろうなぁ。某官房長官には、こういう想いのようなものはあったんだろうか。総理にならずして引いてゆくという生き方も凄みを感じさせる。 田中角栄氏との繋がりが、なんとも腑に落ちない。それだけ魅力的な人物だったということなんだろう。要研究。
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後藤田正晴の本は、本人の考え・行動に惹かれて、幾つか読んでいる。今まで読んだ中では、伝記風で総花的で突っ込みが足りないような気がする。後藤田について書かれた本を幾つか読んでいる人には物足りないと思う。一番最初に読んで、本人の生涯の全体感を掴むにはよいと思う。
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